(続編)死にかけた話パート5
死にかけた話はパート1〜4まで以前書き、これで最後だよーん!と言ったが思い出した死にかけた話がある。
けっこうな死にかけ度。
お前さんや、5回も大袈裟すぎだろ!
と言う人がいると思うが
私は火傷にも切り傷にも強くちょっとのことでは声をあげたりしないで巷では有名なのである。
ではパート5行ってみよう!
長崎に転勤で住むことになった。
正しくは主人の転勤。前回の場所から3ヶ月で移動となり新生活でアドレナリンが出っ放し。
引っ越したその日に熱を出した。
ただの疲れ!熱はなんとか1週間ほどで下がり
病み上がりだが主人に誘われ職場の人とご飯に行った帰り道。家の前でボロボロの子ねこちゃんに出会った。
人懐っこく、こちらに向かって来て『なでて〜』とすり寄ってくる。
動物好きの私は可愛い!と全力で愛で、飼いたいくらいの勢い。だが文鳥を飼っているので食べられては困る!やむ無くさよなら。
その次の日からまた熱が上がり、治りきってなかった様子。今までは出ていなかった咳が出始める。
もしやねこちゃん触ったから?とよぎったが私は動物アレルギーは持っていない。
おかしいな〜なんて思いながら寝入るが咳がやまない。
夜にはもう咳き込みすぎてご飯が食べられない。
食べようとすると咳が出る。
いや、咳していない時の方が珍しい。
全神経を咳をしないことに集中するも3日は経ったろうか。こんなに止まらないもら様子がおかしい!と
やっと腰を上げ徒歩圏内の小さな病院へ行くと
肺炎になりかけていると言われ薬をもらい安堵する。
だがそれも束の間。副作用である吐き気が出始め
嗚咽が止まらず咳も出るではないか!
咳のせいで喉が腫れて気管が狭くなり呼吸はかろうじて。
これ以上はやばいと思うんだけど?!と素人なりまさか誤診?とまた頭をよぎる。だが私にできるのは今日を無事に終えて明日違う病院へ行くこと。
深夜になっても咳をし続け、ご飯も食べられないので
痩せ始め腹筋が割れていた。
それは喜ばしいことだが筋肉痛すぎて腹も痛え。
旦那が新しい職場で疲れ切って帰ってくるので頼れない。彼は私を少し気にしつつも秒で寝る。
私も私で構ってられないので別室で寝ていた。
咳がでるのでもちろん寝れない。
ずーーーーーーぅと咳をしていたが
ピタッと気合いでやめられた。時間にして30秒。
よしよし。このまま息をひそめーる…
久々の沈黙、、、。
旦那が歩いてくる音がする。
横向きに寝る私の背後に来て背中に耳を当てたらしい。
• • • 。
あー、心臓の音確認してるのね。と思いながらも話しかける元気なとない。
• • • 。
『死んだかと思った〜。』
と小さな声で囁いてまた別室へ戻る旦那。
戻るんかい!!とツッコミを心で入れながらそのあとまた咳してたと思う。咳することに疲れて寝入る前に
あした息してますよーに。と唱えているうちに寝た。
翌朝相変わらずなので長崎県の大学病院っぽいところへ行ったと思う。バカデカい病院だなー。待ち時間長そう。と思いながら受付前のソファに一目散。
横にならないと死ぬ。などと思いながら身体半分倒して咳をしていると看護師さんが心配して車椅子を持ってきてくれた。
看護師さんが私へ一生懸命話かけてくれるが
なんせ咳が止まらないので会話ができない。
旦那は横でどうして良いかわからないのか様子をみているのか静かにしている。ただ車椅子を押してくれていたと思う。自動で動いてたのでそうゆうことだ。覚えてへんがありがとう。
院内が広く移動にも一苦労。
最初よくわからない科の先生に見てもらい、そのあとよくわからん検査とレントゲンをとってーの
また違う先生の診察。
『うーん。肺炎ではないね〜。風邪から始まったとは思うんだけど〜。ハッキリ病名も無いな。なんちゃらかんちゃらだと思う。』
とその先生はずっとなんちゃらかんちゃらだと思う。を繰り返して熱を下げる薬となんかの薬を貰って帰宅。
なんたらかんたら〜言ってたけど信頼できそうな先生だったのは覚えている。
薬を飲んで一眠り。
は?なんか咳止まり始めた?めっちゃ調子良いんだけど?さっきまでの咳はなんだったんだー?
薬最強‼︎
と同時に小さな病院はやっぱり誤診だったし
間違えた薬を飲むととんでも無いことになると知る。
あの日の腹筋は見るまでも無い。1週間で食欲は戻り
人生で一度きりの割れ腹筋。
序章!初めての死にかけた!
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