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今年もウルトラプロジェクトに参加します!

今年もウルトラプロジェクトの実施が決定!
一時帰国の間に学生へのプロジェクト説明会に出席してきました。

ウルトラファクトリーは、京都芸術大学のすべての在学生が使用できる共通工房。その中で行われる実践型プログラムが「ウルトラプロジェクト」。

昨年は「カラフル・ラボ」として、Kawaiiコミュニティの研究・交流を行い、その成果として京都・大阪・東京で展覧会を開催しました。

京都芸術大学ウルトラファクトリーは、自分が唯一参加しているアートのコミュニティ。

日本でアートの活動をするベースを作ってくれたヤノベケンジ御大始め、名和晃平さん、やなぎみわさん…時々、明和電機…etcと名だたるアーティストが参加しています。

学生へのプロジェクト説明会と言いつつ、他のアーティストは今年何をやるのかな?と、最新の動向を知ることができ、毎年こう来たか!と刺激を受けます。

ヤノベさんのプロジェクト説明中。真剣に聞く隣には、モフモフ。

ちなみに今年のラインナップはこんなかんじ。

《ウルトラプロジェクト2022ラインナップ》
● 「モフモフ・コレクティブ」プロジェクト|ヤノベケンジ(美術作家)
● やなぎみわプロジェクト|やなぎみわ(美術作家・演出家)
● ULTRA SANDWICH PROJECT|名和晃平(彫刻家)
● 日野町プロジェクト|dot architects(建築事務所)
● BYEDIT|多田智美 (編集者)・竹内厚(編集者)
● BUYBYPRODUCTS Circulation Studio|副産物産店(矢津吉隆・山田毅)・松本尚子(建築家)・中村紀章(建築家)・水迫涼太(デザイナー)
● MILESTONES|細尾真孝(西陣織細尾12代目)
● The Projected Image Laboratory|山城大督(美術家・映像ディレクター)
● R E M A : P R O J E C T|R E M A(美術作家)

自分は今年からニューヨークに拠点を移したので、ウルトラファクトリーでのプロジェクトは帰国時の夏季に短期集中で制作と大阪でプロトタイプの展示をして、その後、ニューヨークでバージョンアップして展示をする、という流れにする予定です。(来年からこの流れのパターンを固定したい。)

学生には、「アーティストにはいろんなタイプの作家がいて、モノを作るだけがアートではない。アートの力で社会を変える、時代を変える、ということに取り組んでいるアーティストもいる。

その傍らでアーティストが何をしようとしているのか見るだけでも、将来への大きな財産になるよ」ってなことを伝えました。

今年はそんなに多くの人を受け入れることはできないけど、一瞬のこのタイミングで出会えた人には積極的に頑張って欲しい。

自分も何もできなかったし、何をやっても評価されなかったし、そんな自分にコンプレックスがあって積極的になれなかった。

しかし、何事も始めないと始まらないのだ!

(自戒を込めて)

中之島美術館のヤノベさんの作品の前で記念ショット。

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