とにかく自分の好きなものを放り込んだ、6%DOKIDOKIの90年代。
ほぼ日カルチャんさんとのコラボ『増田セバスチャン と6%DOKIDOKI 1995→2021』@渋谷パルコがオープンしています!
26年続く6%DOKIDOKI…。
ここでは特に90年代のアーリー6%を中心に紹介しています。
店内の壁にはずらりと当時の商品が載ったカタログが張り巡らされています。
(当時、そんなにWEB通販が普及してなかったので、”ペーパーショップ”と銘打って、商品カタログ&読み物として配布していました。)
当時のチラシの復刻版ポスターなんかもあります。
あの頃は、とにかく自分の好きなものを放り込んだ店をつくった。
世は最初のスニーカーブーム。ビンテージの古着も流行ってた。
アメリカで買い付けしてたときに、多くの日本人のバイヤーと知り合いになったけど、彼らの買い付けていたエアマックスや赤耳のジーンズなんてものには全く興味なかった。
それよりも、彼らが「コンナンイラネ」って捨てていたド派手な古着や、80年代の狂ったデザインのおもちゃの方が、自分には宝に見えた。
なので、当時のロクパーは、他の店では見ない、自分が好きなモノがズラッと並んでいる店だっていう自負はあった。(そんなことばっかりしてたから、商売としては成り立つはずもなく、他でバイトしながらお店を続けるはめになったが。苦笑。)
そのうち、ジャパン・インポートショップと呼ばれ、西海岸のレイヴカルチャーやバッドテイストを取り入れた最先端カルチャーのショップとして、雑誌で紹介されるようになった。
そういえば、富士山でやった日本発のレイヴ「レインボー2000」にも出店していたりもしました。(まだジッパーやCUTIEといったガールズファッション雑誌にとりあげられるよりも前のハナシです)
実のこと言うと、自分にとって、95年のオープン当時のあの頃って、体感では、ほんの2、3年前のことにしか感じてなくて、まだ振り返るのは早いんじゃない?って言うのが正直な気持ち…
とある大御所のアーティストが「過去のことは全部覚えてない」って言ってて、自分もまさにそんな感じ。
まだまだ、遠くへ向かってハアハア言いながら走っているのに、後ろなんて振り返る気になれない。
ただ、時代が回って、あのときのロクパーがまたまた再評価されている今、こんな機会を作ってくれたほぼ日カルチャんさまには感謝!(糸井重里氏も来てくれた!)
懐かしいって人も、まだ生まれてないよって人も、うれし恥ずかしあの頃のロクパーをちょっとでも味わってもらえたら嬉しいです。
増田セバスチャンと6%DOKIDOKI 1995→2021
日程: 9/17(土)-10/11(月) 11:00-20:00
場所:ほぼ日カルチャん(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO4階)
https://www.1101.com/n/s/parco_sebastian
内容:展示、ポップアップショップ(アートグッズ、ファッション)
▼ほぼ日さんで、インタビューも公開中です。
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