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手作りなるもの

日々営むこれも、いわゆる「手作りコスメ」に入るんだろうな。
いつも心に留め置くことをまとめてみた。



∥常備素材


むやみに揃えて飼い殺しにしてもと転用・兼用を心がけたら、自然と“持たず”へ傾いた。
食材兼用を除いて、常備するのはこのくらい。

*[中央・ココナツ洗剤から時計回り]
メントールクリスタル、除菌アルコール、精油、グリセリン、精製水

【調達店 - 素材全般】
    マンデイムーン
    自然化粧品研究所
    &SH

【調達店 - 精油】
    ease-aroma-shop
    NAGOMI AROMA

*いずれも大手ECモールに出店あり

次回より、スポット調達の素材を使ったレシピも掲載していきます。


∥器具


分量もキッカリまでは求めてなくて、250mlや300gまでの小型計器で使い回す。
ムシェッド』にいたっては、ピペットに目盛がついて手軽に。
常に作り続けるには、毎度の工程数を抑えたい。


∥容器


基本、好みや使い勝手だけど、以下の点だけ。

① 熱・光アルコールアルカリに強いか。 (必要に応じ)

② におい残りしないガラス製か、気軽に扱えるプラスチックか。

容器の再利用を見込むなら、初回使用時に計り入れて満量ラインに目印をつけておくと、以降の労力減に。


∥手順


外せない順序というのはあり、溶性をもとに決まる。
溶性とは、水・油・アルコールのいずれに溶けるかということ。
間違えると、質感の悪い仕上がりに。

同じ溶性に限り、粉末は粉末ごと・液体は液体ごとにあらかじめブレンドしておくのも労力減のコツ。

【作り置きブレンド例】
ムシェッド』30ml
ココリ
       
米油4:キャスター2:精油1
テシヲ
        おから4:粉茶1:塩1


∥心得


縛られても息苦しいから、ほどほどで。

① 消毒は省くべからず

己の手も、器具や容器も。
煮沸はそれなりの労だし、向かない素材もあるので除菌アルコールで。
パスとリーゼなりギョースーなり、食品にも使える製品が理想的。

いずれでも、アルコールの除菌力が発動するのは揮発時だそうで、完全に乾くまで待つ。

② 新品使用

自家用はリユース容器でも、人に贈るものは衛生の点から新調。

完成品を一番生かせるよう、相手の顔がほころぶよう妄想しながら、ちょいと洒落た容器を探すのはただの趣味として…タノシヤ

③ ユトリ

おねだん以上コスパ”だけじゃなく、効率タイパばかりでもなく、縦棒を1本入れておきたい。
いや、当てこすりでなく…

コスパと、採算度外視。
タイパと、手間ヒマ。
自然製法と石油合成ケミカル
持たずと、持つことにさえ…

どんなものでも重みと可能性は等しく、必要あるところで望ましい方を取るだけのこと。
そんなユトリある手作りを目指すこの頃。精神論っぽいな。

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