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<撮影記>モミジとカエデ
紅葉とは、カエデとは
![](https://assets.st-note.com/img/1702374071440-2JnT4adYBq.jpg?width=800)
紅葉とは、秋になると紅葉するもの、
色づくものの総称だと思っていました。
したがってカエデ以外の樹木もあるということ。
![](https://assets.st-note.com/img/1702398190030-VPGK612twH.jpg?width=800)
楓という樹木を、モミジという人と、カエデと呼ぶ人がいる
![](https://assets.st-note.com/img/1701511435311-vHe3KSNkIN.jpg?width=800)
まあ単なる呼び方の違いにすぎないのですが、
ただ新緑の頃に<もみじ>と聞くと違和感を感じます、
秋になると<モミジ>の発音は普通になるのですが、
まあ色々調べてみることに、、、
![](https://assets.st-note.com/img/1702374035195-G8sPzNILiZ.jpg?width=800)
定義とは
モミジ(紅葉、椛)とも呼ばれるが、
葉の切れ込みが深いものを「モミジ」、
葉の切れ込みが浅いものを「カエデ」と
呼んでいる(植物学的には同じ系統)。
赤・黄・緑など様々な色合いを持つ為、童謡では色を錦と表現している。
![](https://assets.st-note.com/img/1702348644942-giMlZKUWJI.jpg?width=800)
園芸用語なの
春の新緑と秋の紅葉が美しく、一般に「モミジ」と言えば、カエデ類を代表して本種のことを指している。
植物学では、カエデとモミジは区別していない。
園芸上では、葉が鋭く深裂する場合はモミジ、浅く切れ込んでいる場合はカエデと称することが多い
![](https://assets.st-note.com/img/1701510950475-YGgtNVFjDY.jpg?width=800)
植物学上はなんの問題もない、どちらも「カエデ」
で、園芸上でのちがいですか、楓を売るのか、紅葉を売るのか
葉の切れ込みの浅いカエデ、深いモミジをわけているのは
それだけ園芸品種が増えたということでしょうか。
桜紅葉
![](https://assets.st-note.com/img/1702362091959-b0s2zPm7aa.jpg?width=800)
もみじの種類
イロハモミジ(3から9裂)
![](https://assets.st-note.com/img/1701511691616-qbWX454mWF.jpg?width=800)
イロハモミジだけなぜか、よく名札がついています。彩りよく、錦色にもなっていたりで、どちらかといえば小粒の葉。
ヤマモミジ
イロハモミジの変種で、カエデ属の落葉高木。
種類は100を超える。
イロハモミジとの見極めはプロでも難しいらしいが、葉の大きさがイロハよりは大きめであるということ
![](https://assets.st-note.com/img/1702352003089-0ATvXlOhCh.jpg?width=800)
オオモミジ
イロハモミジからの自然発生種。葉がイロハより明確に大きいということ
別名としてヒロハモミジ(広葉モミジ)という名がある。
葉の特徴にふちどりのギザギザが同型で並ぶ「単鋸歯」と呼ばれるタイプ
イロハは、大きなギザギザの並び中に、さらに細かなギザギザのある「重鋸歯」タイプということ。その区別は100%ではない。
![](https://assets.st-note.com/img/1702353344984-AYlRNsqwZ8.jpg?width=800)
単鋸歯かというと怪しいな?
紅葉色、赤い色、オレンジ、黄色
要約すると、
光合成<クロロフィル>が盛んな時は、緑色が多めで、
元々ある黄色い<カロチノイド>が目立たない状態になり、秋に
光合成が弱くなり緑色が薄くなると、
イチョウのように元の黄色が目立つことになるが、
カエデは同時に<アントシアニン>を生成して赤色が目立ち、
その差により、それが黄葉や紅葉となる
![](https://assets.st-note.com/img/1702358213738-TdCEoXwFT6.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1702358307135-lQdFKJMmBO.jpg?width=800)
個体差や、病害虫の影響できれいに色がだせない紅葉もあるでしょうか
写真としては、赤赤だと撮影時の露出が厳しいです、いつも段階露出です
アントシアニン
この紅葉色の元というべき、人間にとっても有用なアントシアニン(R)という物質、色素ですが紫陽花とおなじく他の物質の影響(結合)を受けます
これもアントシアニン(南天の赤い実)
![](https://assets.st-note.com/img/1702398467826-kpFkT07Shv.jpg?width=800)
環境、土壌、個体差により、色づきも変わる、必ず赤くなるわけではない。
![](https://assets.st-note.com/img/1702359523433-InyJ6KsXj7.jpg?width=800)
手向山八幡宮前の紅葉はいつも黄色く色づく樹木があります。
なにかの理由でアントシアニン(赤)を生成できないのでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1702359613143-28jfoTQMSr.jpg?width=800)
カロチノイド
カロテノイドは植物が光合成をする際に必要な化合物なので、全ての植物の葉や茎に含まれています
錦の里と呼ばれる正暦寺には黄色く色づく紅葉が結構あります
イチョウと同じく黄色い紅葉も鮮やかで綺麗ですね。
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若草山入口付近でグラデーションに色づく紅葉、これがいつも綺麗です
![](https://assets.st-note.com/img/1702359725007-UTnV0XShmp.jpg?width=800)
紅葉の色は=赤、=紅でもなくあくまでも<紅葉色>、この色です
![](https://assets.st-note.com/img/1702374123194-Gut3nSLrDk.jpg?width=800)
和色、伝統色としての紅葉色(もみじいろ)は、晩秋の赤く色づく楓(カエデ)のような鮮やかな赤色のこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1702361075836-b9RwvhuOiT.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1702362230888-q1mbOX2M2M.jpg?width=800)
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