見出し画像

感じることを大切にして、自分の感覚を信頼する


「魂が喜ぶことを選べば、いつだって幸せ!」

「喜びを選ぶ」にも、「幸せを感じる」にも、「感じる力」が必要です。

自分の感覚を信頼する=自分を信頼して生きる
ことが、豊かで幸せな日常へとつながります。

「お母さんは8割、思考使ってないよね…」ある日娘にそんな風に言われて「はっ」としたのです。決して考えてないわけではないけれど…思えば、ずっと自分の感覚に従って生きてきたような気がします。

何かいい感じがする…、楽しそうだからこれをやってみよう…、確かにあまり考えずに、感じて選び、いつも「今」この瞬間に熱中していたかもしれません。そうすると、いつも幸せを感じていられたのです。

「大切な思い」は喜びを体感することで、目に見える形となり、現実となる。これは100%機能しています。

「思考を使ってない」とも言えるけど、「感覚を使っている(自分本来の感覚がある)」とも言えます。「ない」と思うか「ある」と思うか。事実は好きなように捉え直せます。すべて捉え方次第です。

長年児童館で、子どもの健全育成や子育て支援に携わってきたお陰で、毎日子ども達といっぱい遊び、今を楽しんできました。考えて動くより、「感じて動く」ことの方が多かったように思います。
喜びを体感することは、自分を大切にすることでもあります。

「感じる力」「自分本来の感覚」は誰にでも備わっている

生まれたての赤ちゃんは、「愛に満ち溢れた存在」で、人の本来の姿、本質そのもの。
「存在そのもの」「あるがままの姿」で、人を笑顔にし、幸せな気持ちにしてくれる。
周りに愛を届ける力があり、大切なことを教えてくれます。

赤ちゃんは、恐れなど抱いていない。ハイハイし始める時も、立ち上がる時も、歩き始める時も、「あそこまで行きたい」「立ち上がりたい」、「歩きたい」、と、自分の中から湧き上がる思いや情熱に素直に従っています。

「できるわけがない」とか「無理にきまっている」などという声は聞いていません。
ただ湧き上がる自分の心の声に従って動いています。

低年齢の幼児たちも、とってもピュア。自分のやりたいことや好きなこと、「こうしたい」という気持ちにいつも素直で正直。夢中で「今」を生きています。「いま・ここ」「この瞬間」を楽しむ天才です。

大きくなるにつれ、幸か不幸か周りのいろんな声が聞けるようになる。けれども、本当に大切なのは、自分の心の声を聞く力、自分本来の感覚を大切にすること。

周り(外側)の声を聞きすぎて、自分の声が聞けなくなっている大人もいますよね…

「感じる力」「自分本来の感覚」は誰にでも備わっている力。

大人も子どものように、内側から湧き上がる自分の思い(心の声)に素直に正直に従って、動いてみるといい。誰かの声を聞く前に…

忙しく働き続けている人、いつも思考で頭がいっぱいの人は、時には思考をそっと横に置いて、感じることを大切にする時間、感覚に委ねて過ごす時間をもってみることです。

自分本来の感覚を思い出せば、信頼や安心の中で過ごすことができる。
大人も子どものように、自分を愛するための時間を持ち、自分を大切にしてほしいです。

喜びや豊かさは目の前、日常の中に溢れていて、それに気づけば心地よさや幸せを感じることができる。何かを「選択」する時、誰かの声(外側の声)ではなく、自分の心の声(内側の声)を聞いていますか?

外側の状況を見て、心配や不安、恐れで生きるのか、信頼、愛で生きるのか、豊かさが「ある」と思うのか、まだまだ「ない」と思うのか、捉え方次第で見える世界も生きる世界も変わります。

すでにある豊かさに気づけば、今いる場所が平和な世界に変わるのです。

児童館は0歳から18歳までが利用できる施設。幅広い年齢の子どもや大人、多様なあそび、多様な価値観に出会えたことは宝物です。
「みんなそのままでいい」「自分の感覚」を信じていい。そう思っています。

子どもたちは遊ぶ力も、目の前のことに集中する力も、楽しむ力も抜群。自分で自分を育てる力も、困難を乗り越える力も、考える力もあります。自分を幸せにするための答えも持っている。

大人は子どもを信じて、温かく見守り、子どもが必要とした時に応援すればいい。

子どもも大きくなってきたら、「お世話する、ケアする存在」から、「協力し合う存在」へと意識を変えてみてはどうでしょうか…


子どもを健全に育てるには、まず大人が健全であること。
心も体も健康ですか? 毎日、生き生きと過ごせていますか?
相手を思いやるように、自分のことを思いやれていますか?
大切な人を思いやるように、自分自身にも思いやりを!



自分の感覚、直感を信じて、仕事でも、家庭でも心が喜ぶことを選んで、日々楽しんでいたら、
私の師であるアラン・コーエン氏と出会うことができました。

コーチングプログラムを学ぶ中で、自分の古い信念や観念が現われ、恐れを抱き、葛藤もしましたが、新たなあり方へと変化しました。

「自分を信頼すること」「相手を信頼すること」の大切さを深く心に刻むことができ、大きく成長できたと感謝しています。

アラン氏のベストセラーの中に
「ザ・コンパス」~「喜び」がすべての指針~という著書があります。

子ども達と日々、今を感じ、今を楽しみ、「感じること」「感覚」を大切にして、喜びに向かってきたことが「指針」となっていたと感じます。

「喜び」が指針。
「感じる力」=「自分の感覚」=「感性」も大切な指針。そう思っています。

「自分の感覚」を大切にして喜びを選び、幸せを感じながら生きましょう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?