マガジンのカバー画像

僕の読書記録

20
僕個人の読書の遍歴。純文学系が多いかも
運営しているクリエイター

#読書メモ

村上春樹と太宰治の類似性と魅力、そして僕がこの二人を受け付けにくい理由

大学の話ではないが村上春樹氏の後輩なので、村上春樹が他人という気がしない(と密かに思って…

猟 虎太郎
6か月前
63

ノーベル賞作家がマイブームなので、最近文庫化された重要な2冊を買った。
バルガス・リョサはフォークナーの影響を受けているため、はじめにフォークナーを時系列に沿って読み、その後にリョサを読みたい。
もうしばらくイシグロさんを読むつもりだが、一通り読んだらこちらにも取り掛かろう。

猟 虎太郎
3か月前
10

ヘルマン・ヘッセのシッダールタを読みながら考えた。
人間を含む生物は物理学に基づく生化学反応の連鎖に過ぎないと言われているのに、世界でなぜ、他でもない自分の頭でだけ意識を感じるのだろうか。
そこには今の科学でも解明されていない何かがあるような気がする。その秘密を探り当ててみたい。

猟 虎太郎
4か月前
7

『魔の山(下巻)』を読んでいる。
意味があるのかナンセンスを弄しているのかわからないような難解な議論が続くが、不思議にもグイグイ読めてしまう。このグイグイ感はドイツビールのあの感覚にもどこか似ている。
もう少しで最後の第7章に辿り着く。長いけれど充実した読書体験である。

猟 虎太郎
6か月前
4

クリスマスは『魔の山』は一旦置いて、ディケンズの『クリスマス・キャロル』(村岡花子 訳)を読む。短い話なので遅読家の僕も読めるだろう。
学生時代もクリスマスに読んだが、温かくて優しい気持ちになれる名作で、村岡花子さんの名訳も素晴らしかった。あの感動をもう一度!

猟 虎太郎
6か月前
6