おっさんレンタル営業中です

おっさんレンタルを始めた理由

YAH MAN👊

自分がおっさんであることは10年くらい前から自覚してたんだけど、この前の誕生日で50歳になったことは大きな節目だったね。
なにしろ、あの織田信長の没年齢を超えちゃったんだから。
桶狭間も長篠の戦いもまだなのに、、、と、歴史好きでなければ理解できない葛藤を抱えながら、一方で老いた両親を見て「体が動かなくなったら何もできなくなる！」という強迫観念みたいなものも覚えていたんだ。

年をとって自分の半生を総括してみて、世の中のためになにか返したいというのは誰しもが思うことだろう。
成功した人の多くは、教育や福祉などのサービスを立ち上げたり、寄付を行なうなどでその思いを実行に移している。
僕はといえば、そこそこ自由に動けて食える状態にあるので、成功していると言えなくもないが、経済的に手が及ぶのは自分の家族とそれをちょっと広げた程度でしかない。
ボランティアも考えたけど、本業から手を離せない状況で中途半端に参加するとかえって迷惑になりそうで決断ができなかった。

いい感じに緩いシステム

おっさんレンタルのサービスは、仕事の関係で数年前から知っていたんだけど、外部からみた情報だけではそのシステム、特に課金の部分に疑問があった。
時給1000円というのは東京都の最低賃金（執筆時点で1041円）を下回る。
常識的に考えて、そこに手数料やシステム利用料が載っかるはずだから、とてもじゃないけど納得イカない料金体系だと思いこんでいたんだ。
ボランティアを考えるくらいだから利益を追求するつもりはないけれど、中間マージンを搾取されることを黙認するには、僕は人生経験を積みすぎていたんだよね。

そんな理由でスルーしていたおっさんレンタルに、50歳になったことでの心境の変化からか、改めてコンタクトしてみようという気になって、問い合わせフォームから申し込んでみた。
送信ボタンを押して2時間たたないうちに、オーナーから電話があった。
少々面食らいながら、僕は気になっている料金体系について遠慮なく質問をしてみた。
すると・・・ここでおっさんレンタル事業の内側を詳細に暴露するつもりはないから書かないけれど、びっくりするくらい緩いシステムであることが分かった（秘密主義じゃないから、問い合わせれば答えてもらえるはず）。
オーナーは気さくな良い人だったので、すぐに意気投合して、僕はおっさんレンタルに登録することにした。

開業に向けて準備

開業というと大げさだけど、おっさんレンタルをスタートするのに必要なのはレンタルおっさんとしてサイトに登録するだけ。
オーナーからのアドバイスと自分の状況をふまえて、僕は自己紹介文を作成した。
久しくやっていない、就職面談用の職務経歴書を作るような感覚が懐かしかったよ。
僕は独立するまでに大手からベンチャーまでの数社の転職経験があり、職務内容も営業・技術・管理と全般的にこなしてきたので、転職相談をメインで行なうことにした。
職種別に自分を売り込むための書類作成方法や面接対応のテクニックを知っているし、採用側として求職者のアピールを判断する側の視点も持っているので、年の功だけではない具体的なアドバイスができると考えたからだ。

別の事情として、僕は30代の半ばでヘルニアをやってしまったので、肉体労働的な無理はきかない。
大好きな漫画「ファブル2」で、奇しくもおっさんレンタルの描写が出てくる。
そこでは主人公や仲間たちが体力を売りにしたサービスを提供しているのだけど、真似したくても僕にはそれはできないので、僕は弱点として「腰痛持ち」と記載することにした。

これまでとこれからと

開業してすぐに相談の連絡があったのには驚いたね。
プロフィールを見ただけで、僕の人となりはまだわからないはずなのに、前払いで支払ってくる人もいた。
何件か、いたずらや冷やかしみたいな連絡もあったけど、それはあくまでも少数派。
成約するにせよしないにせよ、僕より若い人たちが大なり小なりの悩みを抱えて、真剣に相談しに来る。
もちろん、全部に満足な答えが返せているわけではないけれど、上下関係の無い、違う世代からのアドバイスは、少しは役に立てているんじゃないかな、という手応えもある。
今の僕は、細く長い世のための人のための活動として、おっさんレンタルを続けていきたいと考えているんだ。

今後、個人を特定しないように注意して、具体的な相談ケースを記事にしてnoteに公開してみようと思う。
みんなの悩みとその解決方法がシェアされれば、悩める若い人たちが少しでも減るんじゃないかな、と思っているから。

あとせっかくだから、このnote経由で相談があれば、受けてみたいかな。
本家おっさんレンタルではオンライン／オフラインともに受けてて、画面有りが多いんだけど、noteではオンラインのトーク限定で。
それができる緩いシステムがおっさんレンタルのいいところ。
興味あったら問い合わせしてみてね。

ちなみに僕は、メガネとヒゲは見出しのイラストに共通していて、体型はイラストよりも少し太いけど、髪の毛は僕の方が多いよ。

Good Vibes☝️
#おっさんレンタル #転職