【シンケンジャー】第6話~第10話
第六幕「悪口王」
言われ慣れているから、自分でもそう思っているから、という理由で悪口を受け流し、ひとり戦うことは。それだけだとあまりに悲しすぎるけれど、今の彼女には支えてくれる仲間がいる。何よりの救いである。
第七幕「舵木一本釣」
流ノ介、侍の先輩と邂逅するの巻。
シンケンジャーがお役御免となった後、その再就職先の一つとして黒子ルートがある事が明らかに。確かに表立って活躍するサポートメンバーはいまのところ見当たらないから、「侍を卒業した後も外道衆を倒すために何かしたい、志葉家のために働きたい」となれば黒子以外の道は無いのか……。そして当代の5人の若者たちは、もしかしたらそんな温かな先輩諸氏の目にいつも見守られて、のびのび戦えているのかもしれないなあ。
第八幕「花嫁神隠」
薄皮大夫の目論見により次々攫われていく花嫁たち。おとりとなった茉子の正体をあっさり見抜かれピンチに陥ったかに見えたシンケンジャーだが、ご安心あれ。おとりは二重に仕掛けられており、気付かれずに潜入した流ノ介(花嫁のすがた)が無事に人質を解放することに成功する。
戦隊名物・楽しい女装回のはずなのに、女装よりも鮮やかなネタばらしのほうに目がいってしまう。さすが歌舞伎役者、これぞプロの所業である。
第九幕「虎反抗期」
ワイルドで自由な殺陣も迫力があって大変良いが、精密に組み立てられた組手のような殺陣にもたまらん趣がある。よきかなよきかな。
第十幕「大天空合体」
獅子折紙と殿の何気ないイチャイチャを見るにつけ、きっと殿は小さいころから獅子折紙を友にしてきたのだろうな~とほっこりする。ラッキーにとってのシーザーみたいなイメージ。侍の仲間たちとはまた別格で、唯一無二のかけがえのない相棒であるとみえる。
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