【マジレンジャー】1~5話

前提:うっすらリアタイしていたがあまり記憶がない。GIUのナイメアフィギュアがやたらかわいかったイメージ。


Stage.1「旅立ちの朝 〜マージ・マジ・マジーロ〜」

 ウィキペディアによると、『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』の日本語版発売が2004年9月1日、次作『ハリーポッターと謎のプリンス』が2006年5月17日だとか。マジの1話初回放送は2005年2月13日なので、ちょうどその中間にあたる。小説でなく同じ映像媒体である映画のほうで比べると、『ハリーポッターとアズカバンの囚人』が2004年5月31日公開、次作『ハリーポッターと炎のゴブレット』が2005年11月18日公開。ノリにノっている時期である。
 ディズニー映画『ファンタジア』については言わずもがな。グローバル展開を狙うならこちらの方が大胆なパロディか。

 本編、それまで存在すら知らなかったはずの魔法の存在、そして母が魔法使いであり、自分たちもその運命にあるということに対して、大した疑念もなくすんなりと受け入れる子どもたち。よほど母に信頼を置いているのだろう。となれば、それが失われたときの衝撃は計り知れない。


Stage.2「勇気を出して 〜マージ・マジ・マジカ〜」

 目の前で母を失うも、その教えに従い立ち上がる決起の回。
 マジンの漢字表記は魔神? 魔人? どちらが正しいのだろう。変身後の大きさ的に神の方か?
 メカニカル箒というとすぐに『境界線上のホライゾン』を連想してしまう。昔ながらの木製よりも乗り心地は良さそうだ。


Stage.3「魔竜に乗れ 〜マージ・ジルマ・ジンガ〜」

 マンドラ坊や初登場の回。急なミュージカルに驚きを隠せない。しかしあのメロディは妙に頭に残る。同じ旋律を5回も繰り返せば当然かもしれないが……。
 なんでも生えてるアニキ農園、本日のメニューは真っ赤なイチゴ。


Stage.4「魔人の王様 〜マージ・ジルマ・マジ・ジンガ〜」

 フライドチキンにしてやるといえばネオロシアの泣く子も黙る宇宙海賊、アルゴ・ガルスキーさん。閑話休題、魁ちんがとっさの台詞で唐揚げでも焼き鳥でもなくフライドチキンをセレクトするあたり、小津家の食生活はかなり洋風寄りと見た。
 相手を石化させる敵に対し、鏡の反射で対抗する5人。キーアイテムは母の形見のコンパクトである。これも大きくとらえれば母による庇護の一環と言えるかもしれない。姿を消してなお、その愛情はきょうだいを包み込んでいる。


Stage.5「恋をしようよ 〜マージ・マジーロ〜」

 山崎さん初登場の回。芳香のおせっかい、悪気がないのは明らかなのだが、当事者の魁にとっては死活問題である。
 エンディングの呪文は瞬間移動の魔法「マージ・マジュナ」。正体がバレそうになったときなんかには便利かもしれない。いったい、魁は山崎さんに自分がマジレッドだと明かすつもりはあるのだろうか?

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