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【キュウレンジャー】第21~30話

Space.21「さらばスコルピオ! アルゴ船、復活の時」

 そっと触れたり、優しく撫でるのではなく、熱く秘めた思いを手指に込めた、力強い愛情の表現。誇り高きさそり座の戦士として、またスティンガーのたったひとりの兄として……。

 グッズの背景に物語を持たせまくり事案。これはこれでよいものだ。

 さすが伝説の男、自分の魅せ方を大変良くわかっていらっしゃる。


Space.22「伝説の救世主の正体」

 そんな物騒な能力を持っているマナビルを、自分の目の届く直下ではなくあくまでもいち部下としてごくごく普通に人員配置しているドン・アルマゲ。マナビルの服従に絶対の信頼を置いているのか、それとも「どうせクーデターを起こすほどの能もない」と見くびっているのか?

 ご長寿ランキングは現在バランスくんがぶっちぎり一位なのであった。まさかあの見た目で、コールドスリープ前のツルギが100歳越えしていたということもあるまい。……あるまいかなあ……ホウオウキュータマの力で若返りとか、ありえそうだなあ……。


Space.23「俺様の盾になれ」


 要はジャークマターをナメているわけである。そりゃあ、いちど親玉を確かに討ち取った身としては、今更その配下が何人来たところで恐れる理由などないだろうなあ。

 大宇宙時代になってもバッテリー問題は解決しないのか……。既存のテクノロジーを流用することで開発コストを圧縮しているのか? あるいは乾電池の見た目だが、あれ一本でものすごい長さの時間カメラを回すことが出来るのかもしれぬ。

 つまり、ラプターにとっては名目上ツルギがお父様になるわけか……。


Space.24「俺は戦う盾になる!」

 ただの民間資格(?)であるキュウレンジャーのライセンスにどれだけの効力があるかはさておき、やはり惑星間を飛び回っていると身分証の提示を求められる機会もあるのだろう。パスポート代わりに使えるほど、救星主の有名が轟いている証拠か。

「ただのコックと秘書」からは一歩前進しているという確かな足がかり。一足飛びに信頼関係を築けと言うのがそもそも難しい話である。胃袋を掴み安心を与えて、少しずつ心を開いていかなくては。

 かつて87人の仲間たちは、ツルギを生かして帰すため、クエルボの様に身体を張った。ラッキーたちキュウレンジャーも、きっとツルギがピンチなら、体を張って彼を守る。だが、それはツルギ一人を助けるためではない。ツルギを守り、ツルギに守られながら、一緒に船のブリッジへに帰るためだ。平和な宇宙に変えるためだ。

 自分のようないばらの道を進ませぬよう、敢えてキツい台詞を放ち、戦いから遠ざけようとするそのご配慮。だ、大統領~!!


Space.25「惑星トキ 少年の決意」

 惑星トキのキューエナジーは、訪れる者に幻覚を見せる。心の中に強く残った忘れがたい相手、時を越えて再び会いたいひとの姿。小太郎の前に現れたのは、チキュウに置いてきた次郎やリベリオンの訓練所で出会った人だろうたちなどではなく、今は亡き母の姿であった。なんだかんだ言っても彼はまだ少年なのである。弟のため、仲間のためと一生懸命気を張っていても、おかあさんへの憧憬は捨て去れるものではないし、簡単に捨て去っていいものでもない。とくに、きちんとお別れが出来ていなかったような場合には。

 マーダッコ、絶対便利に使われている。寝ている間に足をもがれたりしていない? 大丈夫?


Space.26「闇の戦士、 ヘビツカイメタル」

 楽しいだけが感情ではない、喜怒哀楽のどれも欠かすことはできないのである。バランスと過ごし、キュウレンジャーとして過ごしてきた日々が今までずっと楽しかったからこそ、ナーガにとっては負の感情が受け入れられないのだろうなあ……。


Space.27「オリオン号でインダベーパニック!?」

\ハイ好き~!/

 より秘匿度の高い情報を手に入れられるのは地位の高いものの特権である。というか、かねてよりの当事者なので(過去にもフクショーグンたちは存在していたようだし)、知っていて当然という感じなのかも。


Space.28「怪盗BN団 解散...」

 相手の弱点を的確に突き、そこを狙って攻め立てる戦闘スタイル。合理的だがヒーローらしくはない。

 BN団はともかく、キュウレンジャーとしての活動には「宇宙を救う救星主」という建前があったので、さすがのヘビツカイ座系の面々も手が出せなかったのかもしれぬ。
 ところで、ヘビツカイ座系はジャークマターの支配をうけてはいないのだろうか。相手の動きを止める能力は厄介だし、放っておいても特に反抗はしなさそうだし、もしかして後回しにされているのか?


Space.29「オリオン座、最強の戦士」

 過去に干渉するなと言っても、「やりたいことをやる」ラッキーにはまあ難しそうだからな……。

 ドン・アルマゲ、思いのほかちっちゃいな、という印象。ツルギの回想シーンでやたら強大なイメージがついていたせいもある。

 幻影作戦、割とポピュラーなこけおどしなのかもしれぬ。


Space.30「ヨッシャ! 奇跡のキュータマ」

 龍そのものというか、伝説上の生き物である龍によく似た種族というか、いやしかし司令の種族と偶然出くわした太古のチキュー人があの姿を「龍」として伝説に残した可能性もあるよな……などと申しており(便利な結句)

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