FOMCの結果について


FRBはマーケットの事前予想通り0.50の利上げを決定しました。
今回の利上げで政策金利は4.25-4.50%になります。
声明には変更はありませんでした。
9月からの主な見通しの変化について
2023年末の政策金利見通し
4.6→5.1
実質GDP
1.2%→0.5%
失業率
4.4%→4.6%
PCE inflation
2.8%→3.1%
コアPCE inflation
3.1%→3.5%

マーケットは2023年末の政策金利が5.1%に変更になったことでタカ派な印象を受けました。
注目したいのは実質GDPが1.2%→0.5%と急激にさがっていること、失業率が4.4%→4.6%に上昇したこと。Q&Aでもありましたがほとんどリセッションに近い数字だと思います。
次回FOMCではおそらく0.25%の利上げが予想されます。
パウエル氏は「ここまで重要だったのはより早いペースで利上げすることだったがこれからは利上げの最終地点といつまで引き締めの政策を続けるかがより重要だ」と述べています。
さらに「10月11月のインフレデータは明らかに低下した。インフレの低下に自信を持てるようになった」と述べました。
今後は継続的なインフレの低下、労働市場の逼迫がいつ解消されるのか、今回のFOMCの議事要旨また、利下げのタイミングはいつごろになりそうかというところに注目したいと思います。
また、年末に向けて株式、債券をさらに買い進めたいと思います。

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