自分用メモ: USB Full-featured Type-C cable に流れる信号の帯域幅

カッコ内はすべて1レーンあたりの帯域幅で記載しています。
高速信号線(SSTX1, SSTX2, SSRX1, SSRX2)を流れる信号のみを記載しています。
1レーンに片方向の信号のみが流れることに留意

  • USB4 80Gbps (40Gbps)

    • DisplayPort をカプセリングして伝送可能

    • Thunderbolt 5 では、レーン単位で上り下りを変更できる、例として

      • DFP→UFP (e.g. パソコン→ディスプレイ) 40Gbps * 3 = 120Gbps

      • UFP→DFP (e.g. 周辺機器→パソコン) 40Gbps * 1 = 40Gbps

      • 上り下り合計 160Gbps

  • USB4 40Gbps (20Gbps)

    • DisplayPort をカプセリングして伝送可能

  • DisplayPort UHBR 20 (20Gbps, 実効19.39Gbps)

  • DisplayPort UHBR 13.5 (13.5Gbps, 実効13.09Gbps)

  • DisplayPort UHBR 10 (10Gbps, 実効9.69Gbps)

  • USB4 20Gbps (10Gbps)

  • USB 3.2 20Gbps/10Gbps (10Gbps)

    • いわゆる USB 3.1 Gen 2/USB 3.2 Gen 2 のこと

    • 20Gbps は 上り2レーン・下り2レーン

    • 10Gbps は 上り1レーン・下り1レーン ※UFP/DFP いずれかがデュアルレーン非対応もしくは Legacy の場合

  • DisplayPort HBR3 (8.1Gbps, 実効 6.48Gbps)

  • USB 3.2 10Gbps (5Gbps)

    • USB 3.1 Gen 1/USB 3.2 Gen 1 (5Gbps * 2) でデュアルレーン対応の UFP に USB 3.2 Gen 2 (20Gbps) 対応 DFP を接続した場合

    • UFP/DFP ともに USB 3.2 20Gbps 対応機器同士を USB 3.2 5Gbps (USB 3.2 Gen 1/USB 3.1 Gen1/USB 3.0) ケーブルで接続した場合(両端が USB Type-C のケーブルに限る、片側が Legacy の場合は USB 3.2 5Gbps として動作する)

    • 実際にこのような挙動をするかは、この記事の筆者は検証できていない

  • USB 3.2 5Gbps (5Gbps)

    • いわゆる USB 3.0/USB 3.1 Gen 1/USB 3.2 Gen 1 のこと

  • DisplayPort HBR2 (5.4Gbps, 実効 4.32Gbps)

  • DisplayPort HBR (2.7Gbps, 実効 2.16Gbps)


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