夢心地

昨晩に言い表し難い壮大な夢を見てきた。
興奮も冷めやらぬまま、でもその衝撃と1日の疲れからくる眠気とで意識はぼんやりとしていて、ようやく家に帰りついた。
その後の眠りは深いものだった。
何かを見ていた感覚だけがあって、何を見ていたのかはもうわからない。
起きた今でも、まだふわふわとした感覚がずっと残っている。

母に昨日の話をした。話をせずにはいられなかった。
目の当たりにしているときすらも実感が湧いていなかったのだろうか、と思う。昨日はほとんど泣かなかったけれど、母に最初から最後まで話しているうちに、ようやく自分事として腑に落ちたように涙が溢れてきた。

前世。

二度、三度と口に出すだけで、あの光景が寄り添ってくれているような気がする。
「もう一度」は無くて、もう自分の記憶を頼りにしなければ蘇ることはないということが、なんだか死ぬことのようで悲しい。
思い出に縋るというのは、こういうことなんだろうな。


少し、日常に戻った気がする。
朝ごはんを食べながら、母と神様の話をしていた。母は神道の話が好きで、神様の系譜にも少し詳しい。
この間、弁天様に関するレポートを書いたと言ったら、水にまつわる神様たちの話と、高天原についての一説を話してくれた。
わたしは宗教の話に共感はしないけれど、興味はあるし理解をしたいと思う。知れば知るほどそれは自分の中で体系化された知識になって、でも自分の人生とは別のものに感じられるので、わたしは無神論者への道を歩んでいる。
言葉を選ばなければ、事象に理屈を上手に練りこんだフィクションが宗教なのだと思っている。理屈が好きだから、宗教も好き。
しばらく話を聞いて、大分と福岡に行きたいという話になって…時間がきて、母は外出した。

注文していた洋服が届いていた。
アパートバイローリーズの新作で、ショート丈のカーディガン。色は白。
この冬はブラウスかタートルネックと、その上に羽織るカーディガン、そしてスカートを組み替えて着回していたので、何にでも合いそうなカーディガンをもう一着購入したのだった。
ネットショッピングには失敗することもあるけれど、今回は思った通りの丈感でうれしい。袖が長めになっているのもかわいい。
自分が骨格ストレートだと思って服を選んでいるが、実際に好きなのはウェーブの人に似合うようなデザインで、なかなか難しい。
コートはオーバーサイズのものばかり選んでしまうし、でも好きなものを着るのがいちばんではあるし。やっぱり難しい。
春のステンカラーコートが欲しいけれど、悩んでいる。


バイト先のレポートを書いている。
一定期間が経つごとに、学習内容と成長したところ、頑張っていること、これからの課題点などをまとめて保護者の方に渡すのである。
褒める部分は簡単である。わたしも気分がいいし、受け取られ方にもあまり不安がない。

問題は、「これからの課題点」である。
どこまで言葉で表すか、あるいは婉曲的に申し上げるか、そこの加減が本当に悩ましい。
あまりやんわりとした表現だと、伝わらない可能性があるし、こちらとしてもむしろ嫌味を言っているような気分になる。はっきり書けばただの悪口にもなる。いや、生徒にできないことがあるのは事実なのだけれど、悪いところを書かれまくって嬉しいと感じる親はいないだろう。
今この文章を書いているのは、そういう訳だ。行き詰まっている!

今日のバイトまでにあと2人分書いてしまいたいので、頑張ります。がんばるぞ〜!

ヨルシカLIVE「前世2023」のレポも書こうと思います。よろしくお願いします。



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