見出し画像

【なぞ工具探偵】テクスチャーピンブラシ


こんにちは、シーフォースのカミカミです!

なぞ工具探偵のコーナーです。

トップ画像

このコーナーは「なんだこの形…?」「コレ何に使うの?」

と謎に包まれた工具の解明をしていきます。

それでは早速、なぞ工具をチェック!




こちらの工具、何に使うと思いますか?

画像4





モヒカン

前回と同じボケ失礼しました。

それにしても彫金工具って世紀末との親和性が高いですね。





これは「テクスチャーピンブラシ」という工具です。

画像3

テクスチャーを付ける目的で、ブラシ状にピンが付いています。

リューター(ハンドグラインダー)に取り付けて使います。

荒目→中荒目→中目→細目 の順に、テクスチャーが細かくなっていきます。




では実際に使ってみましょう!

今回真鍮の板を使用しました。

画像5




リューターにテクスチャーピンブラシを装着します。

画像6




スイッチを入れ、真鍮板に当ててみます。

ガガガガッ

画像7

ピンを真鍮板に叩きつけているので、結構音が出ます。

指や爪にピンが当たるとだいぶ痛いので注意してくださいね。




傷が付きました。

画像8

↓もっと広範囲に

画像9




リューターの回転方向に合わせてハンドピースを動かすと、線の感じが強く出ます。

画像10




線感を出したくない時は、回転方向に対して直角に動かします。

画像11

画像12




動かす方向だけでなく、リューターを真鍮板に押し当てる強さによっても印象が変わります。

画像13

強く押し当てると、ちょっとギラギラした感じになります。




番手の比較写真です。(軽く押し当てた場合)

画像14




さらに詳細(画像をクリックすると商品ページにジャンプします)

画像15

画像16

画像17

画像18



いつものリューターに取り付けるだけで、簡単にテクスチャーを付けられるなんて便利ですね!

しかし強くピンが当たるので、繊細なデザインの物にやってしまうと欠けたり潰れたりしてしまうおそれがあります。気を付けましょう。



テクスチャーピンブラシとは、金属の表面をザラザラさせるための道具なのでした。

謎は解けた!

次回もお楽しみに☆




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?