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私の好きな音楽 #9

こんばんは。

9曲目!

さらばシベリア鉄道/大瀧詠一


小さいころ、母が名盤「A LONG VACATION」を家でずっと聞いていた。
あの頃は、「君は天然色」がダントツで好きだったけれど、大きくなるにつれて「さらばシベリア鉄道」が好きになった。

この曲を太田裕美の歌で知っている人は多いと思う。
でも私は大瀧詠一バージョンを先に聞いたので、断然こっちのほうが好き。

中でも好きなのがイントロ。
一番最初の数音で、寒くて雪の降る情景が浮かぶ。
そのあと、電車が走っているような疾走感のあるメロディーが、曲全体の伴奏として続く。

間奏も素敵だ。
どこかベンチャーズを思わせるようなギターソロに、盛り上げ方が完璧な転調。
切ない曲なはずなのにとても高揚感があって、冬が好きになる曲。

この曲以上に、歌詞とメロディーがマッチしている曲はないと思う。
シベリアの寒さと心の冷やかさを重ねて表現された歌詞は本当に素敵。
それに合わせるように、曲全体の後ろで高音のピアノが氷の粒を思わせていて、こんなにも情景が容易にイメージできる曲は聞いたことがない。

何度聞いても心を鷲掴みにされる、大好きな曲です。



今年は、11月だというのにまだまだ暖かくて、今年も残り2か月を切ったとは到底思えませんね…笑
なので、少しでも冬の気持ちになろうと、冬の曲をよく聞いています。
皆様、温度差に気を付けてお過ごしください。

ではまた明日!

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