学生最後のつぶやき

明日から社会人になります。
どんな気持ちで迎えたらいいか、これまで経験したどの節目よりも分かりません。
理由ははっきりしていて、4月1日や向こう1週間の予定（のようなもの）は知らされていますが、その中身は分からないし、例年通りではなさそうだからです。
就活生時代はあんなに、これしたいこうありたいが人前でスラスラ出せたのに、実は今、どんな仕事かよく分かっていません。メラメラした物も、内定をいただいてから徐々に薄れています。

ひとつ印象に残っていて、今からここに向かうんだろうなと思っているのは、「自分の思考や知識が価値になる仕事」ということです。お世話になっている内定先の方がおっしゃっていました。
私も、学生と社会人で違うのはここなんだろうなと思っています。自分の知識や、そこから生み出された発想や思考が、誰かにとっての価値になり、感じていただけた価値の分だけお金になる。
「学生なのに頑張ってるね！」から「あなたの発想やお仕事にはついお金を払いたくなる。それだけの価値があります！」に変わるのかなあと。自分の仕事で、これまで見てきた0の数より多いお金が動くのは実に恐ろしいです。いただくお金は、その企業に属するひとたちが汗水流して生み出したもので、その一部を出していただけるまでの仕事ができるか今はさっぱりわかりません。

なので今は、たくさん勉強しようと思います。働かないと学べないことをたくさん勉強したいです。それで関わる人たちに、自分の思考や知識をお伝えできそうだと思った段階で、価値と思ってもらえる仕事がしたいです。「価値」って何！？って感じですが、一旦は、向き合っている人がなんとなくの「やりやすさ」を感じられるような、「これで仕事がやりやすくなった！」を思ってもらえるように頑張りたいです。

あと、学生のうちに好きなことやっといたほうがいい！じゃなくて、社会人になってもその気になれば好きなこといつでもできるよ！って言えるひとになりたいです。

おわり