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*クロユリ*の花言葉【リアル恋愛&女生エッセイ】9月終了

2023年1月よりスタートの定期マガジンです(月4回)詳細はマガジン内の紹介記事▶︎▶︎https://note.com/sea_lily/n/nae6087c4d073(無料)をご…
今まで小説を読んでくださった方、女性の生き方として興味を持ってくださっている方、作品を通してnot…
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#詩

note【*クロユリ*の花言葉】定期マガジン終了のお知らせ

愛してるってなんだっけ 好きな人に言う言葉だよ 好きな人って彼氏のこと? いつかできるかな わたしは男がきらい 将来の旦那様になるひとに 愛してるって言うのかな 言いたいと思う? でもわたし 本当に好きな人に 愛してるって言えなかった なぜなら 愛してるって 言われたことがなかったから *** さて、記事が更新できずに苦しい想いを抱えながら耐えてきましたが、皆様とも新しい関係を築いていくために、note定期購読マガジンを来月の9月末をもって廃刊する

捨てられない死の指輪 #5<終>

あなたが大好き サークルの仲間達が大好き この世界が大好き ますます 現実世界に戻れない 深い呪いに囚われていく ***

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救えなかったマフラーの香り #5<終>

明るくて前向きなあなたに 歪んだ愛は似合わない 捻れた恋も似合わない どうかこの一年の出来事は 現実から切り離された ゲームの世界だったと 夢の中に押しやって 大学で 社会で 素敵な恋愛 見つけて欲しいの 一途にずっと ひとりの人を愛せた事って 中々幸せだったよ そういう幸せを あなたには感じてもらいたいと 願う ***

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救えなかったマフラーの香り #1

>> プロローグ まだ寒さが残る初春 独立して念願であった自分の店を 開業して2年目 いつものように仕事を終えて 車で帰宅しようと 駐車場から出て裏道を走り始める もう薄暗く日も落ちかけていた その時 前を走っていた車の動きに違和感を感じた ゆっくり徐行スピードに落として 辺りに目を凝らす 道の真ん中に白っぽいものがうごめいている ビニール袋かと思って 通り過ぎようとしたとき ”茶虎の猫” だとわかった ぶつからないように 避けるのが精いっぱいだった 4本

◆愛しい人の生死に直面したときの負エネルギーを涙以外に変えた方法① 〜心と肉体の果てに残るもの〜

「わたし、あと十年で命を限ろうと思っているの」 大事な人に不意に伝えてみる そんなこと言わないでと泣きそうになる人 ただ、うつむき黙ってしまう人 自分もそうしたいと賛同するふりする人 またかと呆れて話題を逸らす人 大きな腕で抱きしめてくれる人 みんなわたしを理解しようと接してくれる大切な人 でもどの言葉もわたしの思考を止める力にはなり得ない わたしの真意を理解してくれる人はいないのだと 笑顔で「ありがとう」と返す 生きるために死が必要なのに どうして死=最期である

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霞がかる東京スカイツリー #3

やっぱり ”その日” も曇りだった 今にも雨が降りそうで どんよりとした暗い空 予想通り 期待を裏切らない あなたの気持ち 二人が想えば想うほどに 天気は悪くなるのよね 不謹慎かもしれないけど とっても楽しみだったのよ あなたに会うことが ***

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霞がかる東京スカイツリー #2

消えたのは ネオンやライトアップだけじゃない たくさんの恋や想いが すれ違って 消えていった ***

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25年後のプロポーズ #1

どうしたって 振り向いてくれない あなたへの想いを 必死に消そうとした25年が 心のダメージを回復してくれたのに なぜ再びエンカウントしてしまったのかしら *** オンラインゲームで恋愛できる人って 実はさほど多くはないと思っている なぜなら 現実世界の生活と仮想世界の冒険で ちゃんとそれぞれキャラクターを演じ分けて 楽しんでいる人が多いから わたしが好きになった人も ”そういう”人だった 大抵のオンラインゲームでは キャラクターの見た目であるアバターの他に