![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115808279/rectangle_large_type_2_2e0d3d4043a594c5a6638de862606cff.jpeg?width=1200)
今日見た夢の話
今日も眠れない。
少し眠れたと思ったら身近な人が狂ってテロ集団を引き連れてショッピングモールをハイジャックする夢を見て起きた。
時計は朝の4時半を指す。
ショッピングモールの中にはみんながいた。ひとりの狂った人によって周りの人もどんどん狂っていく様子がリアルで恐ろしかった。
最後はよくわからないけど誰かが彼を銃で打った。彼は打たれたというのにまだ動ける。そこに突然たくがフラリと現れた。
「たく!いけ!やれ!」とみんなが叫ぶ。
するとたくは古代いにしえの拳法を使い彼を一発KOにして我々を勝利に導いた。
なんなんあいつ。私に黙って実は謎拳法の使い手だったん。
へんな夢を見て起きたせいでまだ神経が昂っている。今日は学校で大事なプレゼンがあるというのに。
お腹が減っていることに急に気が付く。思えば昼の3時から何も食べていない。
何か食べようと思った。
冷蔵庫の中で冷たく眠る唐揚げ丼と目が合う。バイト先のおじさんがくれたものだ。
先日調子に乗って購入した1ダース分のクロワッサンもまだあるのだが、唐揚げ丼を食べることに決めた。
楽しくなってきた。
なぜ私は朝の4時半にひとりで唐揚げ丼を食べようとしているのだろう。
私はずっと憂鬱な気分に浸るのが好きだった。
憂鬱な音楽を聞いて憂鬱な文を書く。雨が降っていれば尚良い。
だけどそんなのってバカみたい。
今はもっと
部屋にひとりきりでいるあなたに
直接話し掛けるみたいな文が書きたい。
私の憂鬱に引きずり込むのではなく、
ここから一緒に出てみない?という提案がしたい。
だから私は自分の中のさばけた部分に焦点を当てる。そうありたいと思うからそうであれるのだ。
今の私は少なくとも朝っぱらから唐揚げ丼を食べる自分に笑けていたい。
結局この唐揚げ丼は
3口、4口、と食べ進めてそれで満足した。
こんな大きな唐揚げ丼、おじさんは私一人で全部食べ切れると思ったのだろうか。
それならそれで嬉しい。
本当は全然違うけど
こいついっぱい食べそうって
他人が私をそう思ってくれるなら
なんか楽しいし面白い。
今はこれを書きながらまた眠れそうな気持ちになってる。
眠ろう。幸せな夢を見よう。
好きな人とお出掛けする前の日みたいにわくわくした気持ちでいつも眠れたらいいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?