せうじ

「半日常」

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あの日の存在の証明

「230」 欠かさず続けてきたあの日たち。最後の文字。 下書きに戻されたたくさんの文章の一番先頭の変化をつけるつもりでつけたであろうふざけたタイトルが目に入り、我慢できなくなって、その遊び心を消した。 長いようで短いようなあの日の文章をろくに読みもせず、文末までスイスイとスクロールする。文末に添えられた数字。230。最後の日は今でも覚えている。 その時は突然訪れた。 1時間前、30分前と確認した時計。直前でどうにかするしかないと腹を括り、合間で時計を確認することにする。

    あの日の存在の証明