起業戦国時代で生き残る事業の作り方

時代の変化が目まぐるしい昨今、生き残る戦略を論理的に考えることが大切になる。
皆さんは、普段何となく歯磨き粉を買っていますよね? 店頭には無数の歯磨き粉があります。何で購入するかしないか判断していますか?値段ですか? 成分ですか? 効果ですか? 
正直どれが良いかって分からないですよね!
私も全て同じような商品に見えてしまいます。

ここで何が言いたいのかというと、もう品質だけで差別化することが難しくなっています。
現代のようにSNS発達し、様々な情報に触れる機会が増えて、購入者の頭も良くなっています。良い商品が市場に出回ると、次の日には同じような商品が並んでいます。 そのスピード感は計り知れないです。 こんな時代でも生き残っている企業はどのような準備をして事業をスタートしているのかその辺りを今日話していきます。

まずは、起業には2種類あります。
⓵解決型 社会の不から事業を考える。

②趣味型 やりたいことが得意なことで事業を考える。

②の方が始めやすいですが、実績がないと厳しい戦いになることが想定されるでしょう。

社会の不
不とは、不安、不満、不経済的、不効率、不平等 
など

⓵ 不をライフとワークに分けます。
自分の時間で不を感じる時
ライフ

例えば、 集中力が続かない。
     自転車が欲しいけど、買えない。
     近くに食べ物を買えるところがない。

ワーク   

例えば、 判子を押す文化をなくしたい。
     外部の人との打ち合わせがないのに  
     出社するのが面倒くさい。
     満員電車がつらい。

このように思いつく限り書き出してみます。
そうしましたら、同僚や上司に自分の意見を伝え、聞いてもらい、周りの人の意見も聞いてみてください。

⓵できればグループワークで一人一人の意見を出すのが良い。
②共感人数が1番多い課題がビジネスチャンスある。

次に、課題が決まったら、ダブルダイアモンド思考で解決策を出し、いくつか出た解決策を一つに絞り、さらにそこからアイディアを出し、また絞り込む工程を踏む。

例えば、判子の文化をなくしたいという課題を解決するのであれば、


⓵ディジタル著名

②指紋認証

③顔認証

⓵ディジタル著名に決めたとしたら、
次に、具体的な方法を考える。
1.官公庁との連携
2.国民へマイナカードの作成を義務付ける。
3.法律を作る。改正する。

ざっくりした感じでやってみたが、このような感じでアイディアを形にしてみましょう。

次に、クロスクリエイティビティについてお話しします。

皆さん、聞いたことはありますか?

これは、情報と情報を組み合わせることです。

現代は、全国民総発信時代と言われるように、ネット環境にある誰しもが、情報を発信できるようになりました。アイディアが沢山転がっています。
もし、自信満々に新商品を開発したとしても、それは既に市場にある可能性が高いということです。かの有名な発明家 アインシュタイン。
皆さんは、アインシュタインになる必要はありません。 新しいアイディアを探すのではなく、情報と情報を繋ぎ合わせること。より沢山の正確な情報に触れることが大切になります。

例えば、ジムと旅行。

ジムと旅行。一見したら、関係ない両者ですが、
体動かすには、スペースが必要になる。
海沿いには、広大な砂浜がありますよね。
そしたら、参加者全員で運動したら楽しいですよね! 
普段とは違うところでやると、気持ちも高まり、幸せホルモンも出ますよね。
一緒の思い出になりそうですよね!

他には、ヨガとお寺。
ヨガって気持ちを無にして自分と向き合うことで気持ちをリセットしたり、スッキリする効果もありますよね。 
お寺は、最近は来訪者も減っていますが、お寺の独特の雰囲気や、鐘の音には気持ちが休まりすよね。
ヨガにはスペースがいる。お寺にはスペースが余っている。これなら、お寺でヨガをするのが良さそうですね!

こんな感じでアイディアを出してみましょう!

次に、ロジカルスキルについて考えてみましょう。

皆さんは、何となく、あの地域ではあのビジネスをやっている人は少ないし、家賃もそこそこだけど、値段を上げれば儲かるだろうと考えていませんか。 私も最初は、なんとなく上手くいくだろうとか。根拠がないにも関わらずアイディアを出していました。 これは当然上手くいかないでしょう。 それで成功したら、みんな成功しますよね。ここでは、正しい考え方で、失敗しない方法を考えてみましょう。

ロジカルスキルとは、物事を整理し、数値的な視点を持つ事です。

売上であれば、営業利益なのか、営業外利益なのか、特別利益なのか。
営業利益は本業の稼ぎで、営業外利益は、スペースを貸し出したり、イベント会場での利益。
特別利益は、〇〇店を売却して得た利益など突発的なものです。
さらに要素分解すると、回転数、来店数、営業時間、顧客単価、営業日数などを書き出します。

次に、コスト出費を見ていきます。
固定費と変動費に分かれますが、固定費は、人件費、家賃、変動費は、材料費、雑費、広告費、などです。

では、実際に渋谷にカフェをオープンする場合に何を分析しますか。

まずは、3c分析です。
3cは、company 自社、competition 他社 
client お客様のことです。

自社を分析するときに使うのが、SWOT分析です。
強み strength
弱み   weakness 
機会   opportunity
恐怖   threaten

client分析には、ペルソナを決めます。
架空の人物を設定します。
年収、性別、年齢、家族構成、用途、などを決めます。

他者分析には、6pを使います。
profile  会社名 規模、資本力、
people お客様は、ペルソナターゲット
price    価格帯
place    場所 hpはあるのか。
product  商品名、商品数、商品価値 人気商品
promotion どの媒体にどのような広告を出しているのか。

このような分析をします。

最後にまとめると、失敗しない経営をするには、論理的思考が大切です。
ここを疎かにすると上手くいくものも上手くいかなくなります。 
是非実際に紙とペンを持ってやってみましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?