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アニメ「ライジングインパクト」メインスタッフについて


はじめまして。本作のアニメーションプロデューサー・制作デスク・設定制作・一部の話数の制作を担当させていただきましたLay-duceの栗山政一郎と申します。

今回の記事ではシーズン1毎話数クレジットされるいわゆるメインスタッフの方々のお仕事について紹介します。(シーズン2で新たに追加される方々もいるので、それは8/6以降にご紹介します!)
これが公開されて以降、各話数毎の見どころなども順次公開していけたらいいな…と。

それでは前置きはこの辺にしておいて、EDにクレジットされる順番で。敬称略すみません。

原作:鈴木央(集英社ジャンプ コミックス刊)
全ての生みの親。忙しい中たくさんの監修、アフレコの立ち会い等していただきました!この作品を生み出していただき本当にありがとうございます。

エグゼクティブプロデューサー:永富大地
プロデューサー:米内則智
プロデュース協力/音楽プロデューサー:斎藤俊輔
ここの人達がいなければライジングインパクトを今回の形でアニメ化することが出来なかったでしょう。

アニメーションプロデューサー:栗山政一郎
割愛

録音調整:星野賢爾
敏腕ミキサーさん。アフレコもダビングも星野さんのおかげで全てスムーズに出来ましたし、お人柄もとても素敵な方です。どこかの話数のアフレコの時の手元が凄すぎて後ろでみんなで唸ってました。

録音助手:雷坂瑛
上記の星野さんに加えて、めちゃめちゃ手際良い仕事出来姉さん。2人のコンビだったからこそ本当に音響現場ノートラブルでした。

録音スタジオ:qooop(ピーズスタジオ)
今回は5.1chの環境でダビングをさせていただきました。一年くらい通っていたので、現場が終わった今寂しいものです。

音響制作:INSPIONエッジ
音響プロデューサー:渡辺悠介
音響制作担当:水口佳奈子 森岡弘幹

今1番勢いのある音響制作会社。
100点満点の音響スタッフさんの座組にしてくれた渡辺さんと、めちゃめちゃ良い音響現場にするために何でもしてくれた水口さん森岡さんに大感謝。

音響効果:八十正太
ガウェインやランスロットのめっちゃ良いインパクト音など、SEをつけていただきました。八十さんの仕事は本当にこの作品色々な見どころあるので各話数の記事書く時に言及します!

フォーリー:朝倉渚
今回直接お会いしたりお話しを聞く機会がなかったのですが、足音などの音を作っていただいております。今作はゴルフコースに出るのでグリーン、ラフ、フェアウェイ、バンカーなど多種多様な足音があったかと思います!

方言指導:小針彩希
福島県出身ということで、アフレコ台本が出来上がったら方言のガイドを全ての話数で作成してくれてました。(台本の方言の誤字の指摘もしてもらって助かりました)
ガウェインの方言を久野さんと二人三脚で作っていただきました。
81プロデュースの声優さんでいくつかの話数にもキャストとして出演してくれてますのでそちらも合わせてお楽しみください。

劇伴制作:ミラクル・バス
横山さんの作る素敵な音楽をしっかり管理してくださりました!
ミラクルバスさんには素敵な作家さんがたくさんいて前の作品でも次の作品でも別の作家さんでお世話になっています。

主題歌:
"「gifted」
BLUE ENCOUNT
作詞・作曲:田邊俊一
(Sony Music Labels)"
主題歌協力:田坂健太

各社サブスクで配信スタートしてますので、是非聴いてください!ライジングインパクトをめちゃめちゃ大事にしてくれた歌詞になっています。アニメではイントロ有りverと無しverの2つの使い分けをしています。

タイトルロゴデザイン:小嶋美幸
日本語版は勿論のこと、今回は英語版のタイトルロゴも作っていただきました。文庫版のロゴをベースに色々なアイデアをいただき今の形になりました!
同じ感じで、冒頭の「A NETFLIX SERIES」(プレゼンテーションカードと言うそうです)と12話のED後に出てくる最後の文字もデザインしていただいてます。小嶋さんとは別作品で2Dデザインなどでご一緒して凄くセンスのある方でいつか作品の顔になるタイトルロゴを頼んでみたいなと思っていたら割と早く実現できてうれしかったです。

タイトルムービー制作:西本健人
1話だとEDの直前のタイトルが出てくるカットは西本くんがCGを使って制作してくれました。

プレゼンテーションカード制作:浅川茂輝
冒頭のA NETFLIX SERIESのカットはノーアイデアのところから撮影監督の浅川さんが今のやつを作ってきてくれて、一発採用でした!

HD編集:小須田一樹
HD編集アシスタント:渡邉みゆ
HD編集スタジオ:トムス・フォト(T.D.B.)
いわゆるV編、オンライン編集の方々とスタジオです。今回HDR形式で作ったので、V編で色々な方法を試行錯誤一緒にしていただきました。後は基本的にご迷惑をおかけした記憶しかないですが…小須田さんと渡邉さんの手際の良さにいつも助けられていました。
お名前載っていないですが、制作の佐野さんという方にもとてもお世話になりました。

制作デスク/設定制作:栗山政一郎
兼任はもう大変も大変でしたが、以下設定制作補佐、アニメーションコーディネーター、制作総務の皆がいたから出来ました。

設定制作補佐:宮本佳奈
大事な打ち合わせの議事録を取ってもらったり、写真資料などを大量に集めてもらったりとにかく色々とサポートしてもらいました。今では別作品で立派な設定制作をやってもらってます。

アニメーションコーディネーター:櫻田祐希 小川莉緒奈
進行のサポート、デスクのサポートをはじめ多岐に渡って現場を支えてくれていました。櫻田さんは自分が業界入った時の教育担当だったので1番の恩人かもしれません。

制作総務:村岡康成 樫本拡樹
2人がいなかったら現場は絶対に回ってなかった守護神たち。

原作協力:集英社 井藤涼 藤尾明史 大山礼子
やり取りさせていただいた集英社の方々です。この企画のために色々とご尽力いただきました。

シリーズ構成:土屋理敬
シリーズ構成とほとんどの話数の脚本をご担当いただきました。本読みをしていたのが懐かしいくらい前ですが、原作をアニメにするにあたり色々と整理しつつ関係者たちの要望をキッチリ落とし込んでいただきました。特にアニメオリジナルで丁寧にゴルフの説明をする3話は土屋さんの優しさが感じられる素敵なお話しになっているかと思います!


キャラクターデザイン:押山清高(Studio DURIAN)
各校の生徒とコーチ陣、その他メインキャラをデザインしていただきました。鈴木先生の昔の絵柄を今アニメにすると、という落とし込みはまさに押山さんの手腕です。設定の絵が上手すぎて毎回唸ってました。
ティザービジュアル(ガウェインが1人でスイングしてるやつ)とキービジュアル(みんないるやつ)も描いていただきました。
やり取り入っていただいていたドリアンのプロデューサーの永野さんもありがとうございました。
(ルックバックも皆是非観てください)


サブキャラクターデザイン/衣装デザイン:久保川絵梨子 佐藤好
衣装デザイン協力:小沼よしい 池内直子 神谷美也子
押山さんには生徒たちはゴルフウェアの設定を作っていただいていたので、こちらの皆さんには私服などの衣装を作成していただいておりました。
特に久保川さん佐藤さんには企画の初期の方からたくさんの衣装を描いていただきました。

プロップデザイン:岡戸智凱 小沼よしい
大きくはゴルフに関係する小物のデザイン(ゴルフクラブとか、太郎と花子とか)を岡戸智凱さんに、それ以外(例えば4話の胡桃の傘とか、先生たちが待っていたタブレットとか)を小沼さんにデザインしていただきました。

動画検査チーフ:岸井沙織
作品としての動画(原画の中割り)の基本ルールを決めてもらったりとクオリティの底上げをしてくれました。一部の話数の動画検査としても活躍していただきました!

美術監督:大久保知江
今作はゴルフアニメ、ということで自然との闘い。つまり美術がとても重要な作品だったので大久保さんにお願いしました。背景とても綺麗と感じてくれた方は、大久保さんの手腕です。

美術設定/美術ボード協力:森川篤
何百点もの美術設定を全てお一人で描いてくださったスーパーマンです。特にキャメロット学院に入学して以降は全てのコース原作にある見取り図などを見ながら、漫画に描かれていないところなども細かく決めてくれました。他にも美術ボードをいくつか手伝ってもらいましたが、かなりの量の美術ボードを大久保さんと森川さんの2人だけで完結できたのがこの作品の美術のクオリティを一定に保てた功績だと思います。

色彩設計:岩沢れい子
キャラやプロップなど、セルの全ての色を決めてくれました。勿論原作にカラーイラストがあるやつは再現しつつ、無いものに関しては岩沢さんが提案してくれたものを監督とチェックしてその後先生にも確認していただいていました。今作で特徴的なのが髪の毛が色トレスのキャラが多かったり、生徒の人数分のキャディーバッグ・グローブ・ヘッドカバーの色を変えていたことかと思いますが、岩沢さんが上手いことやってくれました!(個人的にコードギアスがめちゃめちゃ大好きで、ご一緒出来て幸せでした)

撮影監督:浅川茂輝
我らが撮影監督浅川さん。
本当に色々助けられたのですが、1番目立つポイントはなんと言ってもギフトの表現!シャイニングロードをはじめとして、色々なキャラのギフトの撮影処理を開発してくださりました。
他にもキャラクターの線を鉛筆っぽいタッチにする処理を全てのカットに入れていただいて、原作の線のイメージを崩さないようにご尽力いただきました。

撮影監督補佐:菅生侑美
そんな浅川さんの補佐としての菅生さん。今作で撮影してくれたカット数はダントツです。特に5話なんかはほぼ1人で撮ってくれていた記憶があります。めちゃ功労者!

編集:定松剛
今作は配信アニメなのでTVの用に放送尺が厳密にはありません。勿論シナリオ段階での尺のコントロールはしなければいけなかったですが、映像が出来て編集の段階では削ったり増やしたりする必要はなく気持ち良い編集が出来ました。カット繋ぎのテンポの良さなどは定松さんの功績です。

音楽:横山克
ジャンプ作品としてのアツさとアーサー王伝説っぽさ(?)を上手い具合に音楽で再現していただきました。どの音楽も素敵なのは聴いていただければわかると思いますが、個人的にシーズン2のあそこでかかる音楽が最高に好きです。

音響監督:小泉紀介
お芝居のディレクションも音楽の引き方も完璧でした。クレバーで作品に熱く向き合ってくれる理想な音監さんに出会ってしまいました。音響現場での小泉さんの背中めちゃめちゃ頼もしかったです。

監督:難波日登志
難波さん!何から何までこの方のおかげですよ本当に。準備期間から考えると2-3年引っ張っていただきました。監督としてこの作品をやるにあたって気を付けていたところなどは難波さんのXにポストがありますのでチェックしてください。

アニメーション制作:Lay-duce
初の2クール作品を手掛けました。いかがでしたでしょうか?



以上です。
ここまで読んでいただいた方ありがとうございます。
良かったら作品と合わせてご尽力いただいたスタッフさんのお名前少しでも覚えていただからと嬉しいです。

それでは多分また別の記事で!


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