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球場跡地巡り③〜藤井寺球場、日生球場〜

やっと金曜日。課題も今日で最後。
せっかくなので、最後は近鉄バファローズゆかりの2つの球場跡地を巡ってみた。

まず向かったのは、藤井寺球場跡地。

私の家からは電車で1時間と少し。
人生初の、近鉄南大阪線に乗車。藤井寺駅のパタパタ式案内表示をみて、まだこんなレトロなところあるんだと驚いた。

藤井寺駅から西の方向へ歩いて4分程度のところに藤井寺球場は建っていた。現在は、「四天王寺学園」という、小中一貫校が建っている。

最近出来たばかりなのか、とても綺麗な校舎だった。

立派な学校の片隅に、ひっそりと建っていたのが、藤井寺球場の記念碑。

「白球の夢」と名付けられた記念碑は、ここに近鉄の本拠地が存在した証。周辺は綺麗な住宅地に姿を変えており、球場があった面影は全くないが、確かにここに近鉄の本拠地が建っていた。

藤井寺を後しに、次に訪れたのは森ノ宮にある日本生命球場(日生球場)の跡地。

現在は、「森ノ宮キューズモールBASE」という商業施設に姿を変えている。記念碑などは何も無かったが、名前に”BASE”という文字があるように、この施設には所々に野球場の面影が見えた。

中庭は、「BASEパーク」と名前がついており、ホームベースとピッチャープレートがある人工芝になっていた。

キューズモールまでの歩道は、野球場をかたどっている模様になっており、そんなところでも面影を感じることができた。

調べてみると、近鉄の本拠地は藤井寺球場とされていたが、ナイター設備が無かった為、ナイターを中心に主催試合の多くをこの球場で開催していた、と書いてあった。

また、「関西のアマチュア野球のメッカ」と呼ばれるほど、アマチュア野球が盛んで、大学野球の試合がよく行われていたそうだ。

一通り散策した後、せっかくなので隣にある大阪城公園へ。当時は、球場から大阪城が見えていたのだろうか。いい天気だったので、ピクニックに来ている家族をたくさん見かけた。この時期のマスクをつけながらの散歩はかなり暑かったが、園内を1時間歩き回り、帰路についた。


3日間に分けて、関西私鉄3球団の跡地を巡ってきた。関東出身で、無知な私にも当時の様子がなんとなく想像できてくる、そんな課題だった。沢山の人が、思い出話を聞かせてくれたのもまた、いい思い出になった。

これまで話してくれた人の以外にも、こんな思い出がある、こんな面白い話がある、というのがあれば是非聞かせてほしい。

自分が知らない世界だからこそ、色んな人の話でそのイメージに色がついて行くのも面白い。


今回の課題は、これで以上になります。
また何か機会があれば、こんなふうに記録に残していけたらと思います。
お付き合い頂き、ありがとうございました🙇‍♀️