目標4:質の高い教育をみんなに
SDGs目標への取組みは、私たちひとりひとりが、それぞれの企業が、着実に行うことが大事です。
特に、日本では企業数の99%以上が中小企業なので、SDGsにも中小企業の取組みが必要です。
地域中小企業がSDGsを導入するためには、SDGs取組み事例がヒントになり得ます。
そこで、各企業、団体等の取組みをSDGs17目標に沿って、紹介していきます。
国立大学法人九州工業大学における、質の高い教育を地域のみんなへ 展開する良い事例をご紹介します。
九州工業大学は、「わが国の産業発展のため品格と創造性を有する人材を育成します。」の基本理念の下、志と情熱を持ち産業を切り拓く技術者・知的創造者を養成するため「質の高い教育」を行うことを基本方針の一つに掲げています。
将来を担う地域の子供たちへ向けて、科学実験等を通じた教育プログラム「ジュニア・サイエンス・スクール」を行っています。
主に小学生から高校生を対象として行う実験体験学習企画で年間8回程度開催。大学での科学体験・ものづくりを通して楽しみながら科学に親しむことができるプログラムです。例えば、「手作り電子楽器を演奏しよう」「模型飛行機をつくろう」「正多角形を切って作るふしぎな模様」「ガラスに模様をかこう」「手作り振動モーターカーを走らせよう」などが開催されました。
自学の学生へ質の高い教育を行っていることに加えて、地域のみんな・将来を担う子どもたちへ質の高い教育を行う。基本理念と基本方針の軸に沿った良い取組としてご紹介しました。