SDGs検定とは?受けるメリットや合格率、勉強方法など徹底解説!
SDGs検定合格者です。この記事では、SDGs検定の概要をご紹介します。
■ SDGs検定とは? 概要
SDGs検定とは、一般社団法人SDGs推進士業協会という団体が主催しているSDGsの資格検定のことです。
SDGsに関する知識を"かなり厳しく"問われます。
以下より、公式情報です。
試験内容
時間:90分間
問題:選択式
合格:満点の70%
出題範囲
SDGsについての知識と、それを理解した上で応用力を問います。
出題傾向
SDGsとは / SDGs採択までの歴史や現在の動向 / SDGsの内容(17のゴールや169のターゲットなどに関する事項) /世界の課題を知る / 環境問題のみならず、世界の貧困・飢餓・福祉などの課題をSDGsの17のゴールと関連させて出題 /誰がSDGsに取り組むのか /SDGsのゴールを誰がどのように取り組んでいくのかについて、SDGsの基本的理解をしたうえで、応用力を試す出題
■ SDGs検定を受けるメリット
SDGs検定を受けるメリットはいくつかあります。
・SDGs全般の知識が身につく
・CSRやIR関係の仕事および転職に役立つ
・SDGs研修やコンサルティング事業に携われる
上記のようなメリットの可能性が高いですね。
特にSDGsは、言葉は広まっていますがまだ詳しい人は少ないです。
そのため、SDGs検定合格者ということで詳しいことをアピールできるのは強みとなるでしょう。
■ SDGs検定の合格率や難易度
SDGs検定は、一般的には難しい検定とされています。
合格率は平均30%ほどです。
第4回の検定では40%ほどと簡易化しているようなので、回によってバラツキは結構あるみたいですね。
難易度は、私はかなり難しいと感じました。参考図書として公式協会が紹介している本を読み込んでいても、それ以外の分野からの出題も多くて困りました。。。
勉強期間としては、少なくとも2ヶ月くらいは継続的に勉強したほうが良いかなと感じました。
■ SDGs検定にテキストや参考書はある?
SDGs検定にはテキストも参考書もありません。市販のものも何もありません。。。
ただ、「参考図書」として指定されている本はいくつかあります。
1:『SDGsビジネス戦略 企業と社会が共発展を遂げるための指南書』(ピーターD.ピーダーセン、竹林征雄 著 日刊工業新聞社 出版)
2:『SDGs(持続可能な開発目標)』
(蟹江宣史 中公新書 出版)
3:『未来を変える目標SDGsアイディアブック』
(一般社団法人Think the Earth)
ただし、これもあくまで「参考図書」なので、ここからだけ出題されるわけではありません。毎回違う書籍が指定されているので、テキトーなのかも?
たとえば、2021年6月の第5回にはユニセフのHPから出題されました。ユニセフのHPまで見ておかなければいけなかったのでしょうか・・・?
正直、「ここまでの対策は無理だろう」と思いました(笑)
■ SDGs検定合格のための勉強方法
私が合格したのは6月の第5回でした。
指定されている参考図書3冊と公式の2030アジェンダを読み込みました。
それ以外にやることは無かったので、ひたすら線を引きながら読み込んだ感じです。
■ SDGs検定の過去問
SDGs検定の過去問は少しだけ公開されています。公式サイトから受験できます。↓
でも、16問ほどしか見られません。なので対策に役立つわけではありませんが、「ある程度の難易度がわかる」というのはあるので試しておきましょう。
正直、できるのはこれくらいです。それ以外にできる対策はSDGs関連の情報にはアンテナを張っておくくらいでしょう。ニュースや国連のサイトをウォッチすると良いでしょう。
■ SDGs検定合格までの勉強時間
私の勉強時間は「30時間ほど」でした。
ただ、これでもギリギリ合格したような感覚でしたので、50時間ほど勉強すると安心でしょうから、50時間くらい勉強するのをオススメします。
■ SDGs検定の最新の日程
SDGs検定の日程は下記のとおりです。
次回の日程
第6回SDGs検定: 2021年9月5日(日)
過去の日程
第1回SDGs検定: 2019年10月20日(日)
第2回SDGs検定: 2019年2月9日(日)
第3回SDGs検定: 2020年11月15日(日)
第4回SDGs検定: 2021年2月28日(日)
第5回SDGs検定: 2021年6月13日(日)
以上となります。
SDGs検定合格に向けて頑張ってください。
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