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#4 【難聴娘の記録】補聴器をつけてくれるようになった!

娘の成長記録をここに書きます。

娘は、今、1歳8カ月です。
昨年の12月は、娘にとって苦痛な日が続いていました。
その結果、つい先週まで補聴器をつけてくれませんでした。。

まず、病院での定期検診。

娘は診察室に入る途端泣き出します。まず、先生や看護師の顔が怖いように感じているようです。マスクをした看護師によって頭を固定され、ライトを持った医者により耳の中を見られたりすることでいつも号泣します。これはたぶん、他のお子さんも同じだと思います。診察室は子どもたちにとって、怖いところですよね…

なお、娘は、人の顔がマスクで口元が覆われていて、顔全体が見えないと不安になります。たとえ、私がマスクをしたら、物凄く嫌がり私のマスクを外そうとします。そして、私の顔全体が見えたら安心したように泣き止みます。他にも、顔のパーツがなく、顔が真っ白なマネキンを見るといつも泣き出します💦 イオンモールの洋服広場は、娘にとって警戒ゾーンとなっております。

次に、補聴器屋に行くことがありました。

補聴器屋でイヤモールドをとる必要があり、これも担当の方はマスクをしていて、私たち親は娘を動かさないように頭や身体を固定します。その間に、イヤモールドの型をとる粘土みたいなやつを耳に注入するとき、感触が気持ち悪いせいが、大号泣してしまいました。

12月中にこの2つの出来事が立て続けて起こり、それ以降、娘の頭と耳を含め顔周辺を触れられることが敏感になってしまい、髪結いや補聴器をすることができなくなりました。

補聴器をしようとしてもものすごく拒否し、
見事に補聴器を投げ出したり、
パンクなみのヘッドシェイクで補聴器をつけさせてくれませんでした🕺

しかたなく、しばらくは補聴器なしの状態がつづき、これが2カ月近く続きました。
おもちゃで夢中になって遊んでいるときに補聴器をつけることができることはありましたが、しばらくしたら気づいたようにすぐに外してしまいました💦 そのため、補聴器はいつも背中あたりで宙ぶらりん。

ある日、補聴器をスムーズにつけさせてくれるコツをみつけ、それ以降は補聴器をつけてくれるようになり、

今日は一日中つけることができるようになりました。(2024年2月13日現在)


娘は、ある動画がすごい好きです。「Bebefinn」というYoutubeの動画があり、いつもそれを見ています。娘はその動画が見たい時は、いつも手話で「テレビ べべ(への形をした指文字で横に動かしています)」😅

ある日、妻が手話で

「補聴器をつけなかったら、Bebefinnは見れないよ。」

「補聴器をつけてから、Bebefinnを見よう。」

と声かけてみました。

そしたら、娘は、「補聴器を付けないと見れないんだ」ということが分かったらしく、自分の耳を妻の方に向け、おとなしく補聴器をつけさせてくれました🦻

振り返って見ると、これまでは手話で「補聴器をつけなさい」としか言っていなかったなと思いました。

これをきっかけに、「〇〇するから、補聴器をつけようね」と、丁寧に手話で声掛けをするようにしました。また、娘が見たい動画を見る時、補聴器をつけていない状態は画面をオフにし、補聴器をつけてからオンにするように工夫しています💡

このように手話と視覚情報により、娘に理解してもらえるようになりました。

これは、娘とのコミュニケーションが成立したと思えたシーンのひとつでした。

手話でここまでのやり取りができたのはとてもうれしく思いました。もし、手話がなかったら、もっと時間がかかったのかもしれません。改めて、娘とのコミュニケーションは手話を中心にきめ細かくやり取りをしていきたいと思いました😄


そして、次のステップは、髪結い…

娘との闘いは続く…

以上となります🧑‍💻

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