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ヘアスタイルが決まらない!

ヘアスタイルが決まると
なんとなく、その日1日を快適に過ごせる人も
多いのではないでしょうか。

ところが、意外と自分の納得のいく
ヘアスタイルになる日は少ない、もしくは
今までは、すんなりつくれていたヘアスタイルが
ある日突然、決まらなくなった!
崩れるのが早くなった!
そんな風に感じている方もいるかもしれません。

ヘアスタイルが決まらない!持ちが悪い原因はコレっ!

ヘアスタイルが決まらなくなった原因の1つとして
あげられるのが、

【髪の毛の痛みによる変化】

髪の毛は、160℃以上の加温の繰り返しで
弾力が低下します。

コルテックス内部が変性をおこし、
200℃以上では破壊されます。

☝︎コルテックスとは?

簡単に説明すると毛髪の心臓部です。
毛髪の80%近くを占めると言われ、
メラニン色素を含み、ケラチンタンパク質で
構成されています。

コルテックス内部の変性によって、
弾力が低下しヘアスタイルが決まりにくくなり、
持ちも悪くなります。

毎日のヘアアイロンで髪の毛が・・・

毛髪にとっての1番のダメージは
「熱」というのは、なんなく知っている方も多いと思います。

  1. 100℃以上の熱の繰り返しで毛髪内部が空洞化▶︎光が散乱して、ツヤに繋がる光の反射が弱くなり、毛髪のツヤがなくなる。

  2. 高温の状態で引っ張ると伸びきって戻らなくなる▶︎うねりが発生する。

  3. 高温の状態で擦るとキューティクルが欠乏▶︎
    枝毛や切れ毛ができやすくなります。

ヘアアイロンによる痛み

ヘアアイロンの温度は100度〜200度の設定が多いので、毛髪の艶がなくなったり、枝毛や切れ毛ができやすくなるのは、いずれもヘアアイロン使用時に起こります。

痛みを抑えるには、160度以下に設定し、
強く挟んだり、引っ張ったりせず
短時間で使用することが大事です。

ドライヤーの熱はほぼダメージなし

ドライヤーの熱で毛髪が痛むと思っている人がいますが、実はほぼダメージがありません。

1200Wのドライヤーを使い頭皮から10㎝以上離せば90度以下、濡れている毛髪の表面温度は上がっても
60度〜70度程度と言われています。

乾いてから熱を当て続けなければ、
毛髪の空洞化が進む100度以上になることは
ありません。


ヘアスタイルが決まる&持ちを良くするには・・・

毛髪内部が空洞化してしまった髪の毛のは、トリートメントなどを使っておさまりを良くすることはできますが、元の状態に戻すことはできません。

花王の研究によると、空洞補修技術により
全体的に空洞が減少したり、
ドライヤーの熱でキューティクルがめくり上がるのを
抑えたりできるそうです。


対策①
トリートメントを使用する

一度、毛髪内部が空洞化してしまった
髪の毛は、元の状態に戻すことは
できません。ですが、トリートメント
などを使っておさまりを良くすることはできます。

対策②
ヘアアイロンの使い方に注意する

1.温度設定は160度以下

2.強く引っ張らない

3.強く挟まない

4.短時間で使用する

対策③
ドライヤーの冷風をうまく使う

冷風を使うことで毛髪をキレイに
見せることができます。
温風で毛髪全体を地肌から乾かし、
うねりやまとまりの悪い部分を目の粗い
クシで根元から毛先まで優しく伸ばし、
温風を当てる▶︎同じ場所を冷風当てる
▶︎繰り返す。

補足
ヘアカットする

毛先のカールが持たなくなったり、
ヘアセットしづらくなったら
美容室に行ってカットしてもらいましょう。

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