【SD】エンジェル·デロスサントスを獲得!!!
SDがスコット·バーローのトレードの対価でエンジェル·デロスサントスを獲得しました!
バーローは今年のデッドラインでヘンリー·ウィリアムズとの対価でSDに移籍、そして今オフにコストカット目的で残り保有1年で7.1Mだったバーローに代え、残り3年保有でき年俸調停権1年目かつ1.2Mと予想されるデロスサントスを獲得しました。
これで約6Mのコストカットに成功かつ、2026年まで保有できる実力派のリリーフを獲得できたのは良い動きを見せてくれたと思います。
簡単な紹介
実はマイナー時代にパドレスに在籍しており、2017年のトレードでPHIへ移籍し、2018年にメジャーデビューを果たしています。今年の4月にはお子さんも産まれたらしいですね!
平均95mphのストレート(60%)と平均84mphのスライダー(30%)で90%を占め、たまにチェンジアップを投げています。
vs右とスライダー
デロスサントスの強みは何と言ってもスライダーとvs右への強さです。
スライダーは319球を投じて
被打率 .125(リーグ12位)
Whiff% 47.6%(リーグ16位)
Hard Hit% 25.0%(リーグ27位)
となっておりRun Valueも+8と優秀な数字を残しており、間違いなく武器となるでしょう。
続いてvs右への強さです。
被打率 .171
OPS .515/OPS+ 63
ストレート被打率 .203
スライダー被打率 .120
と優秀な数字を残しています。
vs右はチェンジアップを全く投げずストスラのツーピッチで完結しており、BB%も6.4%とランナーもあまり出さない投球が出来ています。
課題点
課題は明白でvs左です。
vs左はストレートが約70%でスライダーとチェンジアップを10%半ばの割合で投げており、被打率.272/FIP5.06/BB%13.2となっています。
vs左だとストレートの被打率が.304となっており、全体的にx系統のスタッツもvs右に比べて悪化している傾向になります。
ストレートは95mph近辺のボールがvs右に比べてド真ん中に集まっており、チェンジアップも浮く傾向なのが原因の1つかもしれません。
(スライダーはアウトドアに集まり良い感じ)
応急処置としてはスライダーの割合を増やすことが最善策でしょうか?ここ辺りはニエブラ投手コーチの手腕に期待したいところです。
まとめ
改めて今回のトレードはデロスサントスがここ2年のポメランツにならない限り、勝ちトレードになると思います。パドレスはストーブリーグ幸先良いスタートが切れました、この調子で
堅実な動きに期待したいです。
サムネイル
データ引用
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