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30代を折り返した私がミニ四駆にハマった訳

はじめまして、onnielと申します。
普段は会社員として働く普通のサラリーマンですが、週末は趣味の一環でミニ四駆を作ったり走らせたりして楽しんでいます。
主に子供向けのホビーになぜ大人になってからハマったのか?簡単にまとめると、以下3点が理由です。

「ミニ四駆がいまだに販売されていたこと」

「大人がミニ四駆を走らせる環境が整い始めていたこと」

「タミヤの公式大会に大人も参加できるようになったこと」

子供の頃にミニ四駆を作ってレースに出ていた体験があったため、私にとってはとてもノスタルジックなジャンルの1つです。タミヤの公式戦に出られる中学3年生までは続けていましたが、それ以降はレースから遠ざかり、ミニ四駆からも遠ざかっていました。それから約20年経った現在もまだ販売し続けていることを知ったことで、転機が訪れます。

2014年に転職をした会社では、社員同士の親睦の一環として“部活動”が盛んに行われていました。私も何かに参加してみようかと調べていたところ、何をやっているかよく分からない部に興味を惹かれます。

「モデリング部」

何をやっている部活か問い合わせたところ、プラモデルを作る活動をしているとのこと。さらに所属する社員に直接話を聞くと「最近はミニ四駆の活動がメイン」との一言を聞いて俄然、興味が沸きました。

『今もミニ四駆って存在していたんだ…』

…失礼ながら当時はそんな印象を持ちました。
あまり私の食いつきように、その社員は「じゃあ、資材を買いに行きましょう」と、退社後にある場所へ連れて行ってくれました。
それこそが聖地「タミヤプラモデルファクトリー新橋」だったのです。

約20年ぶりに見るミニ四駆のキットやパーツの山に有頂天となった私は、一気に1万円近く費やしてしまいました。ウキウキの私を見て、畳み掛けるように「では2階へ上がりましょう」と誘います。
タミヤプラモデルファクトリー新橋店の2階は、公式と同じ5レーンのサーキットと購入したキットをその場で組み立てる事ができるピットスペースが常設されています。購入したファイターマグナム(上記の写真)を早々に組み上げ、ゆっくりと走らせる始めると、子供の頃の懐かしさと熱い思いが蘇ります。

『ここまで環境が整っているなら、レースにも出たいな…』

組み上げたばかりのマイマシンが走り回る様子を見た社員は、心を見透かすようにこう言います。

「そんなに楽しいなら、公式大会に出てみますか?」

!?確かにレースには出たいけど、公式大会って中学生までしか出られなかったのでは…戸惑う私に「最近は大人でも出られる“オープンクラス”という部門があるんですよ」とダメ押しの一言を放ちます。

これを聞いた私はモデリング部への入部を即決すると共に、再びミニ四駆の世界へ舞い戻ることを決意しました。

翌年のスプリングGPで衝撃の事実を目の当たりにするのですが、それはまた次回のお話にします。

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