IRAIRA

イライラする。
自分の機嫌は自分でとるべきだ。
いえいえ、くそっ。
俺は今、イライラしているのだ。
機嫌を取る??? 無理です。

原因はなんとなくわかっている。
躁鬱の躁期が来ているのだろう。

思えば躁期でイライラしているときは文章をよく書いたものだ。
大した文章ではないが。

昔々、今から20年ほどいやそれ以上か。
俺は病んだ。
当時は鬱病との診断だったか。
会社組織に属することは諦めた。
人生もあきらめた。
そんな時に小説を書いて生計をたてようなどと考えてしまった。

昔々は懸賞小説に応募するためにとにかく書きまくった。
それも酒を飲みながら。
酒はウィスキーのストレート。
飲まないと自分をさらけ出すことができなかったのか。

妄想と実体験と色々混ぜて初めての小説は完成した。
今?
読みたくもない。
最悪の自慰行為だからだ。
人の自慰行為は見たくないでしょ。

それからも小説は書いた。
応募もした。
全滅
あたり前。
俺には俯瞰する力がなかったのかな。

今さらどうでもいい。
たまにこうして文章を吐き出している

誰が読んでくれるかもわからない。
いや、誰も読んでくれないかもしれない。

それでもいいや。
俺はたまに吐き出さないとダメなんだ。

話題は変わる。
オリジナリティってなんですか?
オリジナリティを分かってる人はどれだけいるのだろう。

小説の応募の際も選者の言葉に
常に
オリジナリティ
があった。

今にしておもう。
そんなこと言うのならお前が本当のオリジナルを書いてみろ。

正直に言えばおればオリジナリティで衝撃を受けたのは
殊能将之
舞城王太郎
くらいだ。
大作家でもオリジナリティは感じられない。
ハッキリ言います。
オリジナリティを求めるのはバ〇でしょ。

失礼をいたしました。
こうして私は常にオリジナリティを意識しています。
今書いている文章は全く違いますね。

そういえばゴーレム100乗を書いたのは誰でしたっけ。
この作品にもオリジナリティを感じました。

あー、俺はつまらない男で
今、不機嫌でイライラしている
俺の人生はオリジナルなのか?

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