海外遊園地に行ってみよう 準備５
ナニ持ってく？
航空券、ホテル、レンタカーの手配が終わったので、次は持ち物について色々お話ししましょう。長年にわたる渡航で当初山盛りだった荷物もかなり洗練されてきて必要最低限になってきたと自負しております。
スーツケース
同行者の中には、バックパッカーみたいなデカイリュックの人も居ますが、基本的にはスーツケースですね。TSAロックとかに対応してると良いかもしれませんね。
🦍「このスーツケース怪しいけどTSAじゃないから鍵破壊して中見る」
🦍「見たから紙入れとく ポイっ」
🦍「なぜかフタ閉まらないからラップでぐるぐる巻きにしとく」
TSAロックだと少なくとも鍵を壊されずに中身チェックするのでよろしいかと。未施錠で荷物を預ければいいんですが、そんな勇気がない時はTSAで。
ついでに、御多分にもれずスーツケースは壊れもの扱いされませんので、もし新規購入されるならボコられるものとして買った方が良いです。かといってヤワなやつを買うとボコられるまもなく破壊というの無い事も無いので、それなりに。
あまりお高いやつや、華美なやつはオススメしません。なんなら中古でもいいかなって思います。
そして、できればヘンな色をお勧めします。何故かというとどこにいても目立つからです。例えば到着時のターンテーブルに似たような形の似たような色のばっかり流れる中にひときわ異彩を放つ色が有ればすぐに分かりますし、荷物だけ先に行っちゃって後から空港の到着ロビー事務所に積まれてる生き別れスーツケースの山の中からもすぐに見つかります。すぐに見つかりましたよ、バッファローの空港で、朝早く、私のグリーンミントの生き別れが。もう見つけた時はどんなに嬉しかったか・・
着替え
ホテル探しの時にも書きましたが、旅程が１週間程度を超える場合は途中で洗濯をすることを推奨します。
もちろんパンツも靴下もみーんな全行程分持って行っても誰も文句は言いません、ただ荷物が増えるだけで。
基本的に往路の荷物は極力減らし、復路はお土産でミチミチにするのがスーツケースだと思っているので、着替えは３～４日分あれば十分かなと。
で、この旅行はジェットコ巡りの・・あ、海外遊園地巡りなので基本的にお土産はＴシャツを買うと思います。買ってください。
そうすると、前の日に行った遊園地の(ジェットコの)Ｔシャツを次の日に着ることで夏のシーズンならＴシャツなんか日本から持っていく必要ないじゃないですか。素晴らしい自転車操業。もちろん全部お土産なんで滞在日数が増えれば次の日着るのなんか選り取り見取り。(こんな漢字書くの？)
パークによっては下着も売ってたりしますし、なんならウォルマートでも買えますし、場所によってはユニクロもあります。似たような名前のお店で毎年パンツだけ買ってる同行者もいました。アバクロ？
つまり可能な限り荷物を減らすなら、初日に着て行く服と翌日分の二日分あればとりあえずはＯＫ。但し遊びに夢中でお土産や下着を買い忘れる危険性も考えておく必要があります。
シャンプーとか洗剤類とか
最初に言っておきます。モーテルには固形石鹸しかありません。
もう分かりますね。必要なものは持っていきましょう。もちろん下着調達と同時に現地調達もアリですが、冷静に考えてください。ウォルマートにトラベルキットみたいな細かいやつ売ってると思いますか？
必要なものは持っていきましょう。もしくはすべてを固形石鹸にゆだねる。それがモーテルの旅です。
当然洗剤なんかも細かいやつなんか絶対に売ってませんので、100円ショップとかで小袋入りのやつを買って行きましょう。ジェルボールは破裂の危険もあるのであまりオススメしません。あと多分多すぎるし。
お薬＋α
海外のドラッグストアでもお薬買えない事もないです。でもなんかこの薬すげ～キますってなります。日本と違って効き目の成分とかそれ以外の謎成分とかのリミッターが違うらしいので服用する薬の現地調達は注意が必要です。
整腸剤やいつも飲んでる風邪薬とか頭痛薬とかは持って行った方が良いですね。フラットライド楽しみたいけど遠心分離モノが苦手っていう私とかは、たまに乗り物酔いの薬飲んでからチャレンジしてます。
ビタミン剤、滋養強壮剤
これは人それぞれですが、３日４日経ってくると確実に疲労が溜まってきます。翌朝起きて「今日も頑張れるぞ～！」ってなれるように多少のドーピングはやっておいても良いと思います。観光旅行ではなく体力勝負の遊園地旅行ですから。ベストコンディションを作り出すのも重要。
鎮痛消炎剤
これは経験上の話なんですが、乾燥してると汗をかいても自分で汗をかいた自覚が無く水分補給が遅れて足がつる。コレホントにツライ。夜寝ようと思ってベッドで ん～ って伸びをした瞬間フクラハギぴき～ん。
そんな時はあわてず騒がず現地調達した鎮痛消炎剤をヌリヌリ。するとどうでしょう、翌朝「ん？なんかフクラハギがべたつくけど何があった？」って思うほどの回復力(なのか痛く感じなくなっちゃう謎成分)なんです。
こればっかりはホントにびっくりして、お土産にしようかと思ったくらい。
《鎮痛消炎剤は現地で買え》
その他
経験上、これ持っていくと便利っすよってやつをいくつか。
45リットルビニール袋(厚手)
空気抜いて小さく折りたためばどんな隙間にも忍ばせられるのに、いざ広げれば、持っている荷物をほぼ水没から守り抜く力強さ。頼りになります。
雨じゃなくてラピッド系やラフティング系とかの濡れモノに乗るときに重宝します。基本的にこの手のライドはお荷物のお預けは無いので、全部自分で持っていくことになります。
海外なので当然容赦なんて考えは有りませんから、Ｔシャツなんかも洗濯機ですすいだ後くらいの状態になります。
そんな時にバックパックごと防水、忘れずに靴も防水、デジタル機器もお財布もみーんな入れておきましょう。
ハンディラップ
旅行用圧縮袋ってありますが、割といいお値段なんですよね。だから何枚も持っていくわけにいかず。でもこのハンディラップがあれば例えばＴシャツ１枚を棒状にしてスーツケースの隙間に並べるとか、ガチャガチャして邪魔くさいお土産をひとまとめにしておけるとか、壊れたスーツケースをぐるぐる巻きにして・・ もう何でもありです。
使い方(最後の止め方)にちょっとコツが必要なので、事前に購入して慣れてください。100円ショップでも売ってると思います。
電子機器
まぁこれはもう説明するまでもないでしょう。いつも皆さんが使っているスマホやモバイルバッテリーの類は忘れずに。
充電については、基本アメリカならコンセント(アウトレット)の形状も問題なく使えると思います。一つだけ確認する必要があるのはACアダプタなどに書いてある細かいやつ。
まぁ最近のACアダプタ類はほとんどが240vまで対応してると思うので問題はないと思いますが、現地で爆破事件起こさないためにも念のため調べておきましょう。
通信機器
私はモバイルルータ派です。事前に郵送で送ってもらったり空港で受け取ったりしています。日本のキャリアのまま海外ローミングは、ソフトバンク時代に「アメリカ放題」とか使っていましたが、設定ミスってなかなかいいお値段になる可能性も有るし不安が無いわけでも無いので専らモバイルルータを使っています。当然持ち歩く機材も増えるしバッテリも増えるしなんですが、なんか安心できるので。
海外では園内やレストラン、商業施設内でのフリーWi-Fiが常識的に設置されているのあまり困ることは無いかもしれませんが、園内に関しては屋外だし全網羅されているわけでも無いのでやはり何らかの通信機器はあった方が良いかと思います。
モバイルルータは水没などもってのほかなんですが、意外と弱いのが熱。
鞄の中とかに入れておくと熱ダレして電源落ちてたりする場合があります。できるだけ通気の良い外ポケットなどに入れておくのが良いかと思います。
GPSロガー
これは完全に趣味の世界ですが、例えばGoogleMapではロケーション履歴をオンにしておけば何となくの位置情報を雑に記録してくれますが、後でどこ行ったっけ？とかGPSロガーの性能次第では、なんか高速で動いてるやつのトレースができたりできなかったり・・・ と、後々の楽しみが広がリングなので、私は可能な限り持ってます。
どの辺に車を停めて、どうやってエントランスまで移動して園内ではどの辺を歩いて、どのアトラクションにのって、アトラクションはどんな動きをしてて・・・とても楽しい。
GPSロガーは、バッテリさえもてば数日間分のデータは保存できるので、宿に戻ったら忘れずに充電するだけでOK。私は３台目のQSTARZ BL-1000STを使っています。このロガーは1Hz記録(１秒間に１回)なんですが、高速で動く乗り物をトレースするなら10Hz記録(１秒間に10回)できるレース用のやつとかがオススメです。
ドライブレコーダー
2018年に初めて自分の車にもドライブレコーダーをつけたので、海外でドライブするときもつけたら面白そうだし、なんなら移動中の記録が全部残せるじゃん！ ってことでレンタカー借りるならドライブレコーダーオススメ。
移動中の記録を残すとしたら、数日ごとにSDカードはバックアップした方がいいですね、ドライブレコーダーなんでカードが一杯になれば古い日付から消えていきます。バックアップするか交換用のSDカードを持っていくかは手持ちの機材をもとに考えてください。
また、ドライブレコーダーを既に持っている方はご存じだと思いますが、メーカーごとにプレイヤーがあって、どうやら録画データにGPS情報や３次元加速情報が入ってるらしく、再生中に地図上で車アイコンが動いてくれたり、横G具合を表示してくれたり、後で見てても楽しいです。
つづく
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