イエス・ノークエスチョンでは不明も答え

イエス・ノークエスチョンというと回答は「はい」「いいえ」だと思ってしまいますが、そういえば「分からない」「不明」も答えなのですね。

イエス・ノークエスチョンを使うとき、命題Aの真偽は仮に不明です(明らかなのに話のネタや確認として使う場合もありますが)。ただ、考えても真偽が定まらないことはよくあります。イエス・ノーで訊かれるとついどちらかを答えてしまいますが、元から不明なものは不明でもおかしくないはずです。

他人の質問への回答に限らず、自身の考えへの答えも「やっぱり分からない」で良いのかなと思います。出版物ではないのですから、あれもこれも考えたけどやっぱり分からないというのはちゃんとした答えかなと思います。

そういう目で見ると科学や文学の偉人は分からないを様々な形で、自信を持って表明している気がします。

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