欧米の原因不明小児肝炎の記事

ここ数日ニュースになっている欧米の原因不明小児肝炎のECDC(European Centre for Disease Prevention and Control)関係記事です。都度追加しますが、そのうち内容が古くなっていると思います。

現状の私の理解

  • 発生地は欧米および日本(日本は疑い例)。

  • 感染症か非感染症か不明。既知の肝炎ウイルスではない。

  • コロナワクチン接種、SARS-CoV-2との関係も不明。

  • 症例の報告は日に日に増えており、報告地域も増えている。

  • 日本語表記は「原因不明小児肝炎」(4月25日時事通信社)ですが、WHOは“Acute, severe hepatitis of unknown origin in children”(和訳「原因不明の小児急性重症肝炎」。4月23日)と「急性・重症」を明記しています。

  • 特に重症例では肝臓移植が必要。熱は出ない場合も?

4月30日 忽那賢志氏の記事(Yahoo!ニュース)(日本)

日本語でも分かりやすく正確な記事が公開されました。

4月25日 時事通信社(日本)

  • 厚生労働省のプレスリリースは見つけられず。

4月23日 WHO(WHO)

  • 症例報告が11カ国に増えました。

  • イギリス(114)、スペイン(13)、イスラエル(12)、アメリカ(9)、デンマーク(6)、アイルランド(< 5)、オランダ(4)、イタリア(4)、ノルウェー(2)、フランス(2)、ローマ(1)、ベルギー(1)。かっこ内は人数。

4月23日 CNN(アメリカ)(24日更新)

  • WHO報告の紹介?

4月19日 ECDC(EU)

4月15日 WHO(WHO)

  • イギリス、スペインの情報。

  • イギリスは10歳以下。A・B・C・E型肝炎ではない(D型は可能な場合のみ検査)。SARS-CoV-2、アデノウイルス、それ以外の感染性・非感染性要因のどれかも不明。

  • スペインは22ヶ月~13歳。検査内容不明。

4月15日 CNN(アメリカ)

  • WHO情報の引用。

  • アラバマ州の情報。

4月12日 ECDC(EU)

  • イギリスの情報。

  • イギリスは16歳以下。

  • すべての患者がA~E型肝炎ではない。

  • 一部でSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)陽性、別の一部ではアデノウイルス陽性。

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