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男性不妊の日記5〜精子無しという事実〜

今回は、男性不妊が発覚した日のことを書きます。
不妊検査をして、その日に検査結果が分かるものは、教えてくれました。診察室に入り、先生が話し始めました。
先生 :「検査結果を説明します。旦那様、今までに不妊検査受けたことがありますか?」
私 :「いや、ないですけど。。。」
先生 :「そうですか。今回の検査結果あまりよろしくなかったです。こちらが検査結果です。」
私&妻 :「え。。。」
先生 :「精液濃度がゼロでした」
私 :「それは、精子がないということですか?」
先生 :「はいそうです。無精子症です。ただし、顕微鏡でよく見ると、7匹いました。」 
私&妻 :「7匹!!!???」

 このときから、手の震えが止まりませんでした。さらに、頭の中が真っ白で、どんな質問をしたらいいか考える余裕がありません。妻が色々と質問してくれて、なんとか状況が掴めてきました。
 先生のお話によると、一般男性の精液中には、精子が約1600万匹/ml 以上存在するとのことでした。私は、桁違いに精子の数が少ないとのことです。7匹では、自然妊娠はほぼ不可能で、人工受精、体外受精も厳しいとのことでした。
 今後の対応として、精子の数が異常に少ないので、すぐに治療した方が良いとのこと。産婦人科だと治療ができないため、男性不妊を専門に診療している泌尿器科を紹介するので、すぐに治療の開始を薦める。とのことでした。

次回、泌尿器科での話です。治療法等を紹介します。

【余談】
書きながら、当日の辛い気持ちが蘇ってきました。この記事を読まれている方の中には、不妊で悩んでおられる方がいらっしゃると思います。子供が出来ないかもと考えるのは、本当に辛いですよね。ここでは、不妊で悩んでいらっしゃる方に、寄り添える記事を書いていこうと思います。こういう話が聞いてみたいということがありましたら、コメントに書いてもらえると励みになります。

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