【違和感の正体は?】
【違和感の正体は?】
ふっと思ったこと
フォトグラファーを名乗ったときから
なんとなく違和感がありました
フォトグラファーのお仕事は「見えない人」としてお仕事をすることがあるな
ということ
私の存在そのものが「見えない人」「いない人」
名前もなくて
「カメラマンさん」
「フォトグラファーさん」
というだけの存在になっていること
だから
「誰が撮っても同じ」
となっていること
はじめは何が引っかかっているのか分からなかったのだけど、
そのことに気がついてから
違和感の正体を探りました(笑)
結論から言うと
「自分の存在を大切にしてくれる」人と仕事をして行きたいと思うようになりました
「けいこさんの写真はあたたかいです」
「けいこさんはこんな写真を撮ってくれます」
と紹介していただくことが増えて来ました
この事に言葉にならないくらいの感謝が溢れます
違和感の正体とは?
違和感の正体を紐解く鍵は
看護の仕事にありました(笑)
看護の仕事では「私の思い」
が仕事に反映されます
だから決して看護師一人一人
「同じじゃない」んです
患者さんに対してだけではなくて、
一緒に働く人をどう思っているのか
「命」や「健康」「こころ」
についてどう思っているのか
そこに「自分の思い」や「経験したから思ったこと」が反映されて行きます
言葉、態度、行い、表情全てに
その
「どんなことを思いながら看護をする」ことを「看護観」と呼ぶのですが
はじめからあったわけではなくて、長年働きながら、たくさんの人から教えてもらって「看護観」ができて来たんです
柔軟に、素直に 一つ一つの命を向き合って目の前のことに感謝しながら通って来た道
新人で配属された病棟が
「がん病棟」と呼ばれるような場所だったから
10年ほどたくさんの方の「生きる」を看護させていただいてきたんです
その「通って来た道」が全ての行動につながるから
「脈をはかる」行動一つにしても
看護師の一人一人思いがあっての行動です
だから、いつの日からか
そうやって大切に「看護」をして来た人たちはみんな
患者さんから
「看護師さん」
ではなく
「〇〇さん」と
名前で
呼んでもらうことが多くなってきます
それは自然なことだと思うんです
パートになった今でも
時々しか来なくても
「私の仕事」を待ってくれる人がいます
「待ってたよーーーー」って
私は看護の仕事に思いを込めて「私の仕事」をして来たから
だと思っています
だから、私から生まれていくお仕事の全てが「私の仕事」だから
「誰がやっても同じ」
という状況に違和感を感じたのだと思ったのだと思います
写真も「思い」を込めているから
撮らせていただく方の「今何が大切か」を一生懸命考えるから
その事に気づいたからには(笑)私が出した結論が先ほどの
「自分の存在を大切にしてくれる」人と仕事をして行きたいと思うようになりました
なのです
その出会いを大切にしようと思っているのです
そう思ってイベントなど全力でさせていただいています
そして、そのことが分かったことって
本当に幸せで貴重なことだ!!!
と思ったのです
こういう話を書くと
「すごいね」「よくやるね」「私にはできない」とか言われることがあるのですが
すごいことでも何にもなくて
もともとあったもの、持っていたものに
「気がついた」ことがほとんどです
日々の生活では分からなかったことばかり
でも、違う場所に立たないと分からないことって多い
だから、違う場所に立つ機会をいただいた私は「気がついた」ことを、大切な人へ感謝して言葉にしようと思っているのです
やってみたから分かったことを
「どうしてだろう!?」と悩んでいた自分と同じように困った人たちへ言葉として届けること
知ってもらえるようにすることが
私の経験をさせていただいた方の感謝だと思うから やっているんです
これは何もカメラとか、起業したとかだけでなくて、日常の全ての出来事についてそう思うのです
子供の反抗期とか!(笑)
今年に入って
「けいこさんの撮ってくれた写真で作りました」
と年賀状をいただいたり、
「七五三の撮影絶対お願いしようと思ってます」
と言っていただくことが増えて来ました
真っ白だった先のカレンダーに
記入すること
「私にお願いしたい」と言ってもらえること
その言葉は病院に行くと
「待ってたーーーーー」と笑顔で迎えてくれる患者さんに会うときの嬉しさと同じ感動でした
目の前のことを一つ一つ丁寧にして行く
それでも全然できないことばかりで、タイムリーにあげられないブログ、告知、撮影前のご案内、撮影後のお礼などなど・・・ですが
少しづつルーティーンワークとして「今」頑張って整えていけるように頑張ります
感謝を伝えられるように。
自分のごちゃごちゃだった頭を整理するために
お片づけプロのあやさんへお仕事お願いしました
一番大切なこと
が埋もれていかないように
していきたいです☆
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