見出し画像

トーラムオンラインでマーケットを覗く習慣再び

トーラムオンラインというスマートフォンゲームがある。ジャンルはMMORPGである。
MMORPGの醍醐味は、アイテムトレードにあると僕は思っている。後は、生活コンテンツが充実していればなお良し。トーラムオンラインはあまり生活コンテンツは充実してないけど。
アイテムトレードができるゲームは、昨今あまりなくて珍しい部類に入る。トレードができるということは、ゲーム内通貨で取引ができるということでもある。

さて、トーラムオンラインにはマーケット掲示板というものがあって、アイテムを出品できる。そして、当然買うこともできる。で、中にはミスなのか意図的なのか格安で出品されているものに遭遇することがある。それを探すのが大変に面白いのである。だから、スマートフォンのゲームということもあって空き時間に起動してマーケット掲示板を覗くということをやっていた。

トーラムオンラインは前にプレイして、正直飽きたので辞めたのだが、配信を長くやっていなくて久しぶりにやろうとした時にリハビリを兼ねてやったのが復帰したきっかけ。一日だけのつもりだったが、その配信が異国の人と話してて楽しかったからか続けることになった。その異国の人は、二度と来なかったが笑。

続けることになったからには、当然マーケットを覗くという習慣も復活した。当時もそうだったが、それだけで気付くと30分がすぎるという始末。この時間はもったいない。と思っても続けてしまう。

現実では、ネットが普及し情報が平等になってしまったことで相場より安いいわゆる掘り出し物に遭遇することはまずなくなった。僕が子供の頃はネットが一般的ではなかったのでたまに信じられない格安で商品が売られているケースが結構あった。よく配信の話題に出すのだが、おそらく倒産した店から回収したものを雑においてあってどれでも百円という怪しげな店があった。子供にとって、百円でそれなりのおもちゃが買えるのは魅力的であったし、なんだか分からない謎のものを買って開封する楽しみがあった。友達と遊んだ記憶はないが、その店で品物を物色した記憶と買って遊んだ記憶は今も鮮明に残っている。その記憶から、現在そのおもちゃを模倣したゲームを制作するという趣味兼実益になっている。

話を戻して、トーラムオンラインでマーケットをついつい覗いてしまうのは、ゲームの世界とはいえ、お買い得品を見つけ買う醍醐味を味わえるからだと思う。僕の子供の頃には当然叶わないが擬似的な体験ができるという意味で惹かれる部分はあると思う。後は、単純にゲームでそれなりに強くなれれば視聴者が見込めるかもしれないという打算的な考えもある。

結局、僕は子供の頃から根本的な部分は何も変わっていないのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?