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龍が如く7外伝 名を消した男 感想

まず、始めに6,000円の価値はない。7と8の間ということでそれをどうしても知りたいという人向けのいわばファンアイテムに近い。このストーリーを知らなくとも8で困ることはないと思う。7は必須だとは思うが。
さて、このゲームはメインストーリーの合間に強制的にサブストーリーをやらされるという形で話が進む。つまり、サブストーリーで水増しがされているというわけである。クリア時間は15時間程度であったが、実態はもう少し短い。そのストーリーの内容も桐生さん辛いねという一言で片づけられる内容。まあ、大人目線で見れば気持ちは分からんではないし共感できる内容ではある。が、やはり短い。

まあ、短いのは大体予想ができてはいた。では、このゲームの目玉はどこにあるかというと、闘技場の集団戦闘にあると思う。そこでは、桐生一馬こと浄龍以外にも他のキャラを操作キャラクターにできる。これが醍醐味だと思う。だが、それで満足できるかどうかと言われれば概ね無理だろう。ただ、最初に書いたようにファンアイテムの位置にあると思えば納得はできる。ただ、それに6,000円は高いと思うが…
まあ、龍が如くはすぐセールの対象になるので一年後には2,000円くらいで売られてそうである。最悪なのは8発売直前にセールになること。だったら、ただの買い損である。

一応、酷評ではあるが、僕の心情的に色々あって気分転換になったという点で良かったとは思う。心機一転、これからも生きていこうと思う。

このゲームというかシリーズの主人公は桐生一馬だったわけだが、その人物像は一言でいえばヒーローである。設定的にも、ゲームの性能的にも強いのでただカッコいいという印象が残る。今回は、大道寺という組織のエージェントになっているのだが、早速そこの武術を身に着けているし、今までしなかったガジェットという名の危険物を扱う様も始めは違和感を感じる(桐生本人は素手の戦いが得意と公言している)が、最終的には何でもこなす強い男といういつも通りの感想に落ち着く。ドローンや爆薬を駆使する様は八神のようで見ていて楽しいが、それらの道具は特段強いわけでもない笑。

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