8号機について

破とQの間のお話の映像化早くお願いします。
あの予告だけじゃ訳がわかりません。

という訳で最初は8号機について書いていこうと思います。

8号機はQ予告において「胎動するエヴァ8号機とそのパイロット」という説明と共に光輪をの上に横たわる姿が出てきました。

画像:エヴァQ予告より

ん?Qに出てきた姿と違うじゃないか。

画像:エヴァQ新予告より

Q本編で登場した8号機はヴィレカスタム、なんらかの方法でネルフから奪取したものをヴィレで運用できるようにしたもののようです。
パイロットは真希波・マリ・イラストリアス
彼女についても疑問がありますが、それにつてはまたの機会に(書かない可能性大)

そんな8号機ですが、この機体には

①なぜヴィレがこれを奪取できたのか
②なぜ頭部形状が違うのか

以上2点の疑問があります。ここではこの2点を中心に見ていきたいと思います。

①なぜヴィレがこれを奪取できたのか
第1の疑問、ヴィレがこれを手に入れるに至った経緯です。

初期の予告において8号機には覚醒した初号機、第13号機同様に光輪があります。
このことからこの「胎動するエヴァ8号機(胎動8号機)」は覚醒あるいはそれに近い状態にあるものと推察されます。Mark.06にもありますね。

そう考えると胎動8号機はネルフ(=ゲンドウ)にとってかなり重要な機体なのではないか
初号機(ニアサードインパクトのトリガー)
Mark.06(第12の使徒の依代兼リリスの封印)
第13号機(フォースのトリガー候補)
これだけの役割を付与されてる光輪付きエヴァなのに8号機になんの役割もないのはおかしいはずです。

そこで考えられる胎動8号機の役割についてですが、もんさんの考察を基に僕は以下の2つが挙げられると考えています。
・カシウスの槍を初号機から抜きニアサードを再開させる。
・Mark.06によるサードインパクト中断後に初号機を回収する。
このどちらか、あるいは両方を担ったのではないでしょうか。

初号機はカシウスの槍に貫かれ機能停止状態です。再びカシウスの槍を抜かなければ初号機をトリガーとして使うことができません。なのでその槍を抜く役目を胎動8号機が担ったのではないかというのが僕の意見です。これにはまた別の目的もあります(たぶんこれの方がメイン)。
その目的とは「抜いたカシウスの槍を収束前のドグマに降下させること」です。これによりドグマ内にはカシウスの槍(B)とロンギヌスの槍(A)がある状態になります。これで結界内に槍が2本ある説明がつきます。

次の回収係としては単純で、Qで初号機がネルフによって封印されていたならば、サードインパクト中断後に初号機をネルフが回収している必要があります。とは言いつつ上のついでのような気もしますね。ABを収束させる際に初号機がメインシャフト内のリリスの結界付近に位置していたとするならば、そこからの回収しなくてはなりません。しかし、そんな爆心地近辺にいて平気な機体となると覚醒したエヴァしかないのではないでしょうか。

それらを踏まえたサードインパクト前後の行動としてはこうです。

第12の使徒戦(A)

Mark.06に第12の使徒が寄生(ゲンドウの計画の内)

自立型に改造(ダミープログラム?)ドグマに降下

胎動8号機、初号機メインシャフトを降下しターミナルドグマ付近で槍を抜き槍をドグマへ投下

(ニア)サードインパクトの再開

AとBのドグマが融合、Mark.06結界内に侵入

Mark.06A側のリリスと融合、更にB側のリリスの骸とも融合。

2本の槍を使いサードインパクトを中断

胎動8号機、初号機を回収
↓☆
Mark.04を使い初号機を封印、宇宙へ上げる
↓☆
Qへ
(この☆のどちらかでヴィレが胎動8号機を奪取)

どうですかね、これならQのカヲルが結界内に槍が2本(ロンギヌスとカシウス)があることを知ってる理由になるんじゃないでしょうか。

.....すいませんスーパー脱線しました。
本題の「なぜヴィレがこれを奪取できたのか」です。
上で述べたように8号機には重要な役割が付与されていると思われます。
しかも覚醒に近い状態だったはずの胎動8号機が!

なぜか!!

Qでは!!!

ヴィレカスタムというカスタム機になって、光輪もなければアンビリカルケーブルに繋がってます。
どうした8号機…
そんなんじゃ上みたいな活躍してたのか怪しくなってくるじゃないか…

でも考えてみてください。息子すら自らの計画のためにエヴァに乗せて人類の運命を背負わせるような碇ゲンドウが、そんな重要な8号機をヴィレに奪われたままにするでしょうか?
答えはノーです。
シンジを連れ出したようにいつでも取り返す事は可能だったでしょう。

ではなぜそうしないのか、答えは単純だと思います。

「必要ないから」

この一言に尽きると思います。
自らの計画に今後必要ではなく、ヴィレが持っていたとしても何ら問題ない。だからヴィレは8号機を奪取できたのだと思います。

冬月「8号機…奴らに渡してもよかったのか」
ゲンドウ「計画に支障はない」

こんな感じで

もしくはその時妨害できる状況ではなかったのか…ゲンドウならそんな初歩的なミスはしないか。

このような経緯でヴィレは8号機を奪取したのだと思います。

①の説明だけでとんでもなく長くなってしまいました…
なので②については次の記事にしようと思います。

ではまた次回(あるのか?)

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