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”かん味処” 番外編 成果報告共有会

ちょっと立ち止まって見た #かん味処

 2021年3月からはじまった自主的な勉強会 #かん味処 ですが、これまで7回を開催し、3ヶ月が経過しました。2週間置きに実施されるのですが、学んだ内容、いや正確には「考えるきっかけ」を得て、即実践。そんなサイクルを参加される方々が次々実感し、体感や結果を得るようになってきたので、一度立ち止まって見ることにしました。

これまで実施した内容と構成は次のようなものです。

#1 “伝える”POPをつくる
#2 一次産業をとりまくブランド・コンサル・マーケティングの全体像
#3 価格設定と交渉術
#4 商品PRの文章をつくる
#5 モチベーション維持
#6 情報分析、市場調査の仕方
#7 今夏のトレンド戦略2021

どれも生産者として、どのように生産計画や販売計画と紐付け、事業としてきちんと収益を出し続けることができるか。また、産直など「作り手」が「売り手」としても機能しなければならない時代に、慣れない顧客対応をしていく上でのスキルや方法など、対処するための武器やカードを持つきっかけが、この #かん味処 の主要なテーマとなっています。

一方で、生産者だけでなく、消費者や、他の業界で仕事をする上での共通項や普遍的価値を見出して参加してくれる人も出てきました。そうです。話す内容は何も「一次産業」だけに特化したものではなく、二次産業でも三次産業でも、なんなら「働く人全般」において重要なことの本質が毎回のテーマに含まれているからです。

 商売は「売る人」がいれば「買う人」もいる。この関係は対置関係であり、表裏一体でもあります。相手の立場や状況が分かれば、こちらはどう立ち向かえばいいか。だから、話している内容はどの立場においても活かすことのできる「本質」を問うているのです。

考えることを面倒臭がらない

仕事をする上で、それが本業でも副業でも兼業でもいい。すべてにおいて「考える」ことは、課題や問題に対処する根幹です。面倒くさい、適当にやればいい、今はいい、あとでいい、まあちょっとでいい、ちゃんとしなくていい…そうした己への甘えや逃げは、仕事や成果に確実に現れてきます。

 結果が至らないことを責めているのではありません。努力や注意深さへの「誠意」ある姿勢なしに、至らない結果は「誰も見向きもしてくれない」と言っているのです。

 人生生きていれば困難も苦悩もあります。でも、それを逃げたり、其の場しのぎでいたら、いったいどうなるでしょうか。いや、周りからどう見えるでしょうか。

 逃げ癖がある

 手抜きをする

 言い訳をする

そんな人を信用し、ついていきたいと思えるでしょうか。少なくとも、どんな状況であろうとも、挑み続ける姿勢や、たゆまぬ努力に、人は人に惚れ、そして頼る気持ちがでてくるものではないでしょうか。

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だからこそ、直面した課題に一度立ち止まることはあっても、向き合うことからは逃げてはいけないのです。それは「今逃げた課題は、必ず同じところでぶつかることになる」からです。

その場はうまくとりつくろっても、また同じ課題で人生をつまづくことになる。有限たる人生の時間を精一杯いきるのであれば、二度も三度も同じことをしていている時間はないのです。

「考える」ことから逃げないようにしましょう。

逃げなければ、見えてくる「問題」があります。

その問題を見ていると、「解き方」が浮かんできます。

浮かんできた解き方を「行動」に移すと、前に進むのです。

進んだ後に得られるのが「結果」です。

出来ない課題は、現れないし、目にすることはないのです。あなたの意識が、無意識が、眼前に「問題」を提示しているだけなのです。

マイペースを掴む大切さ

世の中どうしても、華やかな人や、1番の人、声が大きい人、意見が強い人に注目や関心が集まります。そういう人と比較すると、「自分なんて…」を卑下してしまうような気持ちも…でも忘れないでください。順位である以上は1位もあれば、2位もある。10位だって、ビリだってある。一直線上に並べただけの話であって、1位だけが生き残ればいいのではありません。1位には「価値」はあっても、それぞれの人間の「存在」は普遍です。

変わらずコツコツ作り続けること

聞かれたことに応えること

求められたことにすぐ対応すること

そういう当たり前のことを、相手にし続けることも、存在価値そのもの。努力は続けても、そこまで至らない自分や商品を否定することなく、「今ある眼の前に立ち向かうこと」が、あなたの存在価値そのものです。

だから、諦めず、持っている力をすべて出しきって、考えることを止めないでください。その姿勢に、人は惚れ、信じ、「あなた」を選んでくれるのですから。

そんな取り組みに真っ直ぐ進む受講生の中でも、毎度学びをnoteやブログに記載し、自分なりの言葉でアウトプットしてくれています。

学びが深い、自分事化出来ていると思うものを、理解への称賛と受講への感謝として列挙したいと思います。どうぞ、この取り組む姿勢に刺激や興味をもったあなた。いつでも #かん味処 はオープン&フェアネスの姿勢でお待ちしています。

こうしてみると、書いたnoteやブログは大事な資産だね。参加者にとっても、僕にとっても、そしてそれを見て刺激を受ける人にとっても…。これが知の探索と知の探求につながれば、嬉しい限りです。


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