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【夏への挑戦】仲間達と共に

『♪君の手を握ってしまったら 孤独を知らないこの街には もう二度と帰ってくることはできないでしょう』
仲間は常にみんなの側に。恵まれた日常に感謝しながらこの夏休み最後の練習へ。

今日は広い体育館でしっかりと動きの確認。メンバー、スタッフ、保護者の方々。皆が皆行く末を祈りながら突き進む。

にしても暑い…滝のように汗が出る。楽器をトラックから降ろすだけでも身体から命が漏れ出していくような…
体調管理を徹底する大人側も倒れないようにしないと。

手を取って前へ!

今日は初ランスルー!素晴らしい、みんなよく頑張りました!
メンバー達が全員揃うことは都合によりできなかったけれども、しっかりとまず大きな一歩になったと感じるこの日。

メンバー達の助け合いのシーンをよく見るようになった。ドリルや演奏、練習以外の場面でもそうだ。メンバー同士のコミュニケーションはとても密に取られていて大人が気づかないようなこともメンバー達はしっかりキャッチしている。

「あの子が少し体調悪そう、大丈夫かな?」
「そこのドリルは私が教えてあげるよ!」
「一緒に確認しよう!こっちで集まろう!」

なんてことないシーンに僕はとても暖かい、そして尊い気持ちになる。
年齢差など気にかけない信頼関係。確実にメンバー同士ではそういった関係が構築されていることに安心する。
仲間は一生モノ。君たちの人生を確かに変える大切なものだよ、と僕は遠くからそう祈るように思うのであった。

そしてそんな彼らの力を侮るなかれ。
今日は都合により多く時間をかけた曲と全く時間をかけられなかった曲があった。それらを含めてのランスルーなので、僕は実施前は少し不安だったわけだ。大丈夫だろうか、、今日はランスルーは無理なのでは、、?と

通してみて判る。意外と形になるものだ。すごいね皆!
こういうのは大人のほうが感覚弱いな~。侮ってはいけないね。
ナイスプレイ。もう少しここから大会まで上げていこうね。

そうして大きな一歩を成し遂げたメンバー達を想いながら、疲れた僕は重い身体を家へと運び、その日のうちに記憶を日記にしたためる。
日曜日、この現実へ少しづつシフトしていく時間がなんとも人生という感じがしてしまうね。

そんな中で、僕自身も多くの人たちに支えられ、仲間たちの恩恵を受けながら日々を過ごしていることを再確認し、より人生を穏やかに生きていけることを嬉しく思うのであった。

ひとまずこれで8月は終了!みんな、おつかれさま!

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