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【DCJに触れる】君の成長を伝えたい

11月も中旬。いやはや、今秋からぐっと冷えてきたなぁ。そろそろ僕もコートを出して冬支度するかな。
暑い、寒い、衣替えする、服を着こむ。そういった些細な日常の変化にどうしようもなく時の流れを感じてしまう。早いなー時間は本当に。
子供たちが感じている時間の流れと、僕たち大人が感じている時間の流れは絶対に平等じゃない。

それでも、このチームで練習に臨む時間だけは僕たちは同じ時間を共有する。きっといつか僕たちはこの些細な日常を思い出して懐かしむことができるはずだ。

自信をもって!君たちは成長している

今日は広い体育館を利用しての1日練習。テスト前の時期ということで休みもチラホラいたが、まぁこんなものだろう。
少し冷える体育館で1日。疲れるねえ…

気持ち、雰囲気、やる気、声掛け。
どこまでメンバー達に大人は求めるべきだろうか。とても悩む。
大人が事細かに声掛けを続けるのは確かに微妙だ。いづれ子供たちは慣れてくるし、直そうという気概が薄れてくるものだ。(これは大人もそう)

メンバー達から活気のある練習が毎回できればそりゃいいよね。
でもどこまでのラインを求めて、どこまでを大人が雰囲気づくりしてあげるかはもう少し具体化したほうが良いのではないか。

上がらないクオリティや集中力の欠落したシーンが発生したとき、どうしても強くなる語調でメンバー達に声をかけてしまう。その一瞬をどの天秤にかけているのか。何を得て、何を失っているのか。
要は「角を矯めて牛を殺す」ということがないようにしたいわけだよね。

メンバー達、確かにうまくいかないシーンや集中力が削がれた瞬間はある。ただ、君たちは以前より人の話を目を見て聴けるようになっているし、仲間同士でアンサンブルを楽しめる力が身についている。
それをこの練習時間を通じてメンバー同士で高めあう。貴重な、そして限りある時間を仲間と過ごす。1つの形としてショーを作り上げ、披露する。

この美しい時間の中で、君たちの本当に大切なことを見失わないように僕は心がけたい。どうしたら君たちの魅力を君たちに伝えて、それをより伸ばせるか。
どうやったら君たちの魅力を引き出せる練習時間を過ごせるのか。
君たちが家に帰って、夕食時にご両親にどんなふうに今日の練習の話を伝えてほしいか。僕はもっともっと想像するべきだ。

来週、DCJが開催される。予報は曇り。雨は降らないでくれよな。
どうか君たちの晴れ姿をここに。前向きな気持ちで向かってほしいね。

「自信をもって!君たちは大丈夫。堂々と楽しんでこい!」

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