感情移入教授法 【Emotional Positioning】


こんにちは、スコットです。

素晴らしいことに、当スクールは世界的に有名な語彙の専門家と共にお仕事をさせていただいてます。彼の研究チームは『876単語』の特別なワードリストを作りました。それは幼児文学や子ども向け映画やYouTubeを元に作られた特別な最頻出ワードリストです。このリストの本当に素晴らしい点は、876単語をマスターすれば、子どもがよくみるテレビや映画の90%を理解できるようになるということです。英語には30万の単語が存在し、ネイティブスピーカーは6000単語を使うと言われています。しかし、このたった876単語のみで子どもが日常使う90%の言葉を理解できるのです!

例えば、その単語の中に〝away”という言葉があります。私は、このように教えるのが難しい単語の特別な教授法『感情移入教授法(エモーショナルポジショニング)』を開発しました。多くの学校や語学スクールで最頻出単語から教えないのは『教えるのが非常に難しい』からです。当スクールではこのような単語を教えるために感情移入教授法を使うとっても楽しいメソッドを生み出しました。

"away"という言葉は絵などでは表現できません。該当するジェスチャーも直訳もありません。しかし「ストーリー」の中に組み込めば他の言葉に早変わりするのです。例えば〝go away”は簡単に覚えることができますよね。しかし講師の言う通りに『真似』するのではなく『自発的』に発話することはとても困難です。当スクールではオリジナルのストーリーに出てくる主人公を使って何かが起きた場合『何を言えば(すれば)』『どうなる』のかを分かりやすく理解できるようにストーリーの中で学んでいきます。

〜Jimmy's Magic Houseより〜
ここに1匹の小さな『クモ』がいます。主人公(ジミー)はクモが大嫌い。クモはいつもジミーをいつも怖がらせます。ストーリーを聞いていた生徒たちに今度は主人公のジミーになってもらいます。子どもたちは想像力がとてもあり、すぐにストーリーの中に入ることができます(ごっこ遊びのような感じですね)そこで講師は生徒に英語で『Help Jimmy!:ジミーを助けてあげえて!』と促します。『クモ』は生徒(Jimmy)に近づいてきます。←フラッシュカードにクモのえが書いているのを使っています。先生は ”go away” と言ってみせます。するとクモはどこかへ行ってくれます。それを見ていた生徒たちにまたクモが近づきます。すると今度は生徒たちが ”go away!” と言い、またすぐにクモがどこかへ行ってくれます。このように生徒が発した言葉ですぐに物事を変えることができるので日本語での説明や難しい解説は全く必要がなく、親から学ぶ言葉のように自然にその場で、効果的に生きた英語を体験し、瞬時に使えるようになるのです。その積み重ねが自然な英語力を身につけていきます。これが感情移入教授法の素晴らしさです。

私が開発した教材を日本各地の英語教室さんでご利用いただいています。教室をお探しの方はご連絡ください。また当スクールにご興味のある方は是非体験レッスンへお越しいただきご体感いただければと存じます。

クロウ・スコット

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