帝香戦を振り返って

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
スコア係です。
ご挨拶はパイレーツ感謝祭のnote後ですね。
2つ目を書いた後に続きを書くニュアンスだったのに力尽きたんですが。

今回は日本プロ麻雀連盟さんが主催しているプロアマリーグである帝香戦の振り返りになります。
実はツイートでざっくり書いたんですが心理状態等も書いていこうかと思います。

何故大阪在住の身で帝香戦に参加する決断をしたのか

そもそもの話をすると僕は現在大阪府在住です。何故帝阪戦ではなく香川県で開催している帝香戦に出ているのか。
昨季については正直に申し上げると雀のお宿の店主でもある長尾浩平プロからのオファーでした。
過去香川県に住んでいた際にお世話になったお店で、大阪に転勤にて転居した際も月1回ペースで行かせて頂いてました。
個人的にも四国の麻雀を盛り上げる一員になれれば良いな、と言う部分とお店に行く口実をつけたかった(当時は情勢もあり、県外からの訪問は自粛していた部分があります)のが大きかったです。
後は知っている人と切磋琢磨していきたいという想い(大阪の雀荘は申し訳ないのですがあんまり行っていない)もありました。

昨季の帝香戦について

実は昨季の帝香戦にも出ています。

昨季に出た帝香戦の成績

正直に言ってそれなりに自信もあり準備せずにMリーグルールと同じ様に打てばそれなりに成績残せるだろうと思ったらプラスにならず負けました。
敗因は主に赤なしルール(昨季はWRCルール、今季は連盟公式ルール)に全く対応出来ていなかったからだと思います。
内容としては主に
1.よく分からない仕掛けやリーチに対して降りを選択する
2.ドラ1の役なし愚形リーチを簡単に打つ
3.聴牌料を軽視し過ぎた
4.対人戦略が立てられず、手の価値のみで勝負していた
事をしたのが良くなかったかな、と。
これらは4節目から改善されていったんですが、時既に遅しでした。
そして2期目が開催される事を知り、リベンジをしたかった部分、打ってみたい方と打てなかった悲しさがあり自分からエントリーしました。

今季の帝香戦に向けて改善しようとした事

主に昨季の反省点を受けてリアルタイムで観れる映像対局は全て観ました。
主に最高位戦のリーグ戦が多かったと思います(仕事を休んでいた時期だったので昼から観れる最高位戦が一番生活と合っていた)。
変えた事は
1.聴牌料を滅茶苦茶意識する様になった
2.配牌が悪い時の手の進め方
3.いつも以上に仕掛けを使う意識をする

が主だったと思います。
※実は赤ありのフリーでもある程度試してますが、舞台が違うので通用はしなかった。

ここから各節の振り返りです。
※印象に残っている場面のみ、同卓者は全て敬称略。

第1節振り返り

同卓者:つつい、うどん県の眼鏡、佰神

かなり都合の良いトップが2回取れました。
1回戦オーラスのドラ単騎での1300/2600ツモの2着順アップ。
2回戦オーラスでの2000オール、4800出あがりでの総まくり&1人浮き。
4回戦はヤミテン7700の現物待ちをめくり負けて7700放銃が響いて1人沈みラスが響きました。

第2節振り返り

同卓者:リルすう、必殺仕掛人、つつい、石村隆(5人打ち)

きつい放銃と奇跡のラス回避があった2節目の1回戦。
1回戦東発からつついさんの親リーチを受けるがどうせ愚形リーチだろという事で平和ドラ1で追っかけたらドラを掴んで12000放銃(七対子のドラ単騎でした)。
南3局の親番でフリテンの平和高め三色リーチをツモって4000オールでのラス回避。
この節は耐えたがリルすうさんのリーチ攻撃に屈した印象があり、次当たる時はリベンジを誓った節でした。

第3節振り返り

同卓者:うどん県の眼鏡、岩田章利、リルすう、石村隆(5人打ち)

早速リルすうさんにリベンジを誓う節となったこの節。
1回戦はトップだったがオーラスの岩田さんの3900オールツモで総まくりされ2着。
2回戦は細かいあがりと親番の連荘が効きトップ。
3回戦は抜け番でしたが、ここでリルすうさんの打ち方が見れたので対応策をアップデート。
4回戦はリルすうさんの上家だったので絞る時は絞り、5回戦はリルすうさんの下家になったので鳴いて考えさせる事に徹底した結果、卓内トップ4着を決められて総合3位に浮上した節でした。
後は5回戦オーラスのタンピンドラドラを2着目の岩田さんからの出あがりでの2着浮上はかなり都合良過ぎました。

第4節振り返り

同卓者:奈良篤志(協会)、MIXだんご号、岩田章利

当時は自分が総合3位のポジションかつ当時総合4位の奈良プロとの直対になりました。
しかも奈良プロもMIXだんご号さんも全くの初見で対応策が分からないので、かなり厳しくなるだろうと予想していました。
その予想はそのまま当たりました。。
1回戦、2回戦はどうにも出来ずラス。(2回戦は1人沈みラス)
3回戦は何とかトップ、4回戦は奈良プロとトップラスの状況まで行きましたが奈良プロに親番で総まくりされました。
リスクを取らない選択肢をしていたのでそれが良くなかったと思います。
奈良プロにかなりやられたので次回当たる機会があればリベンジしたいな、と思った節でした。

最終節振り返り

同卓者:リルすう、奈良篤志(協会)、アンビシャスレオ

前節奈良プロにリベンジしたいな、とか思ってたら当たりました。言霊強いし、めっちゃ厳しい卓やないかい、というのが心の声です。
当時の総合成績は+48程。
現状維持なら何とか高知行きという条件で始まりました。
1戦目は片上がりヤミテンの2600出あがり(終盤でリーチする価値はあまりなかった)やちょろちょろとかわし手を決めて2着。
2戦目の親番で割と誰でも出来るメンタンピンドラ1をツモり4000オール(間違えたくないと思いかなり緊張していた)、その後も細かく加点してトップ。
この時はリルすうさんが1着2着でしたが、奈良プロが3着4着と来ていたので別卓次第で自動枠ある?とか思ってました。
心の中で歯茎を見せた瞬間の3戦目にラスを頂きました。
アンビシャスレオさんに手詰まりからの3900放銃が痛恨でした。
4戦目は3卓同時スタートという事で条件確認の時間となりました。
当時は大体+60で5位だったんですがその時にメモした条件がこちら。

所々間違ってる?かも。笑

上も下も見ないといけない微妙な立場でしたが、上についてはリルすうさんと奈良プロの2人を抜く事が3位以内の条件だったので、よっぽどの素点稼ぎが出来てから考える事にしていました。
そして迎えた最終戦。
長い1戦になると思いきや11局とあっという間に終わりました。
それでも南入までは26000持ちの3着目だったので凄く苦しかったです。
南1のダブ南ドラ1の3900を当時2着目のアンビシャスレオさんから討ち取れて楽になり、続く南2局の親番でメンピンドラ1の5800をアンビシャスレオさんから討ち取りトップ目に立てた事で何とか条件を満たしました。
最後はリルすうさんに抜かれ2着となりましたが、無事高知行きの切符を手にしました。

最終結果がこちら。大西さん帝香戦優勝おめでとうございます。最終戦のオーラス、2枚切れ間3p一発ツモ(一発という役はないけど)は力強かったです。

本当に苦しかったけども、1つの目標である決勝大会に進出出来た事は嬉しいし、まだまだ強い人が一杯居るとも感じた帝香戦でした。
ただ、当たりたいなあと思っていた人とは実は全員当たってないのは心残りでした。
来季出場フラグでは決してありません(まだ出場そのものを考える段階ではない)。

決勝大会に向けて

四国4県の総合成績。決勝大会は大体上位20名+ワイルドカードあり。

ルールはポイントを半分持ち越してのワンデー大会です。
1位の方とは約40pt差。
4位の方とは約25pt差。
考えられる中でのベストを考えて打牌していきます。
当たる方は対戦宜しくお願い致します。

スコア係

追記:実は帝香戦初日の前日にこっそりごーさんにコツを聞いてました。
岩田さんにばれてました。

瑞原さんごーさんありがとうございました、というお礼(見てないと思うし、団体も違ってて申し訳ないけど)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?