念願の休み！そして明日からリストスパート！！スコップのおしゃべり日記〜えんとつ町のプペル大阪〜 【Day24】
スコップのおしゃべり日記Day24です。
お久しぶりになってしまいました。24回目の放送になります。結構やってますね。
本日も大阪えんとつ町のプペル演出家で、これから世界を目指す「誕生日に大先輩からめちゃくちゃ叱られる芸」というものを会得した、高橋伊久磨さんの提供でお送りいたします。伊久磨君ありがとうございます。
今日は休演日だったんですけども、もう本当に誰がこのスケジュール考えたんだと。一回ちょっとそんなやつの顔が見てみたい。僕たち当然スケジュール知ってるわけじゃないですか。
だけど、嘘だろうって思ってた。なんかどっかで、いや、こんなわけないよねって思ってた部分があって、見て見ぬふりをしてきたんですよ。ずっとそんなわけないよと。こんなのあるわけないよねっていう感じだったんですけど、現実だったんですね。もう本当にね、馬鹿野郎と。ちょっと一言言いたいですね。だけどなんとか乗り切ることができました。
29日が最後の稽古のお休みで、30日31日と場当たり日中やってたのかな。１日が通し稽古やって、直しがあって、２日にもゲネプロがあって、手直しがあって、３日が初日で、４日に２回公演があって、その日の夜に高橋伊久磨のバースデーがあって、５日に世間的には休演日だったんですけど、その日に配信のための撮影があったので、僕たちは午前中に集合して、結局夜の９時半過ぎまで撮影をしていました。
そこから４日５日６日と連チャン休みなし。これはねなんていうか、疲れた（笑）。ただ単に。もう喉がもう寝ても回復しないんですよ。僕ね高橋伊久磨バースデーの日も一滴もお酒の飲まなかったんですよ。
乾杯のシャンパン一口だけ飲んだぐらいで、もうその日からお酒一滴も飲まないようにしていたんですけれども、とにかく疲れがどんどんたまる一方で、７日にピークを迎えてもうガラガラで、とにかく声がこれ以上ガラガラになったらもうどんなに腹使っても、もうセリフ聞き取りづらいだろうなっていう状態まで落ちて、やばいと思ってさすがに。
だけど奇跡的に８日に回復して、なんとか声が少し戻っていい方向になって、昨日ね１日２回公演なんとか乗り切ることができました。
でも本当にね、自分も言ってますけど、スコップの前説で言ってますけど、本当にお客様からのエネルギーなくしてこの作品って出来ないなって思うし、お客様が乗ってる時って僕らもすごく乗ってるし、逆もありますよね。
僕らが乗ってる時とお客さんも乗ってるし、だから本当にどっちかだけが乗ってるってないんですよね。乗ってない時はどっちも乗ってない。だから本当に乗ってる時に喉って疲れないんですよ。
めちゃくちゃ凄く心が動いてるから、「ワ―」っと声を出してても、それに嘘がないので。喉の負担もほとんどないですね。ところがやっぱり僕らもかなり疲れがピークに来て、これまずいなっていう時がやっぱあって、なんとか頑張ってあの演じてたんですけど、やっぱり頑張ってる時って喉に負担がものすごく来るんですよね。
そんな日もありました。まあなんとかね、休演日の今日まで持ちこたえることができて、今日は僕は体を休めようと。一言も喋らない日にしよう。って思っていたんですけど、ここ最近スコップのおしゃべり日記もできてなかったし、聞いてわかる通り、かなり声回復してきたんですよ。おかげさまで。
今日はマッサージ行って、しっかりとほぐしてもらって、その後は一言も喋らないように、スタバにこもってですね、窓からこう人をとにかくずっと観察して、その人にあだ名というか名前をつけるんですよね。呼ぶんですよその人のことを心の中で。そういう練習をひたすらやってました。
これはねなんでかって言ったら、ここ最近スコップの前説がいい意味で安定してきたんですよ。僕の中でもヒリヒリ感っていうのが、だんだんなくなってきて、ある意味一定レベルまでいけるというか。ちゃんと役割を果たせるようになってきたなっていう感じがあって、でも同時に失われているものもあるような気がしてならなかったんですよ。
そんな時にYakoちゃんに連絡してみよう！と思って、Yakoちゃんはもう今北海道の方にいるので、北海道で仕事してるので、YakoちゃんにちょっとLINEして、今こういう状態なんですけどどう思いますか？みたいな感じで言ったら、スコップがヒリヒリ感なくしたら終わりだよね、みたいな。
要はヒリヒリ感がなくなると、言葉がお客様の上をだだ滑りしていってしまう可能性が出てくると。ヒリヒリしてる時っていうのは、ダイレクトにお客様にこう伝えようとしてるから伝わるし、同時に大火傷をすることもあるんだけれども、でもやっぱりそういうのがすごく大事だと。
同時に、これは本当は稽古中にやるべきことでもあるよね。と言ってました。ただ今回前説の稽古っていうのはほとんど出来なくて、１回かな。本当にあの１回やって、その後セトちゃんが稽古場に見に来た時に２回目やって、西野さんが次の日に来た時に３回目やって、もう劇場入りっていう感じだったんで、本当に何て言うかな。あの本番を重ねながら徐々に徐々にブラッシュアップしていってるような状態なんですね。
まぁ今日ね一番お話ししたいなっていうことは、今初めてこの日本にいながら、世界の風を感じているということなんですよ。世界レベルというか、僕いろんなミュージカル今まで出てきて、演出家も海外の人のいろんな演出家の作品に出たことあるんですけど、何だろうなあの海外の演出家が日本に来る時って、きっと多額のお給料もらって日本に来ているからなんか、日本に合わせてくれるんですよ。
日本人に合わせてくれるというか、だから海外のレベルってあんまり感じたこと今までなかったんですよね。ていうかなかったことに今回気づいたというか。今回Yakoさんといって、もうご存知の方はご存知だと思いますけど、西野さんが一番信頼を置いているパフォーマーというか、パフォーマーであり脚本の壁打ち相手であり、経営者であり。ストンプの日本人のキャストだったり。とにかく第一線で、ニューヨークの第一線で活躍している方なんですけど、この方がスタッフとして自腹切って日本に来てくれたわけです。
大阪カンパニーのために、おそらく西野さんがちょっと見てやってくれって言ったんじゃないかなと思うんですけど。そのYakoちゃんの持ってる風というか厳しさというか、僕は世界を感じるというか。
なんか変な話、僕も43歳とかなってくると、どこのカンパニー行っても演出家から激しいダメ出しってされないんですよね。だいたい自分が思ってきたことをやって、あぁ、良いすね。みたいな感じになって。ここもっとこういう風にちょっとできますか？みたいな。
じゃあそれでいきましょう！みたいなそんな感じで来てたわけですよここ最近って。僕が劇団四季入った時も、もう浅利先生はいなかったので、浅利先生の厳しさを知ってる人からしたら、自分を否定されるって言うとまたちょっと語弊があるんだけども、もっとお前行けるはずだろ！っていうような、自分の中に眠っているその可能性っていうもの、そのまだ目覚めていない遺伝子に、スイッチを入れてくれる存在ってなかなか出会えないですよね。
僕は今回この俳優人生初めて、もしかしたら俳優を長年やってきて、若い頃はいっぱいいましたよ。そらね、先輩にしても、先生にしてもいっぱいいたけど、ある程度年取ってから、なんか自分の可能性を見出して、まだ余白あるじゃんみたいな。
なんでやってないの？みたいな感じで言ってくれる人って、Yakoちゃんが多分初めてなんですよね。うわ痛いとこ突かれんなー。みたいな感じなんですけど。
でもなんかね、僕の中に眠っているものが目覚めようとしているというか、僕ね目覚めないようにしてるんですよ。なんか変な話ですけど、だって目覚めちゃったら大変じゃないですか。
だって世界目指すとか疲れそうじゃないですか。こんなこと言っちゃダメだけど、西野さんとかYakoちゃんとかセトちゃんとかさ、世界を取る！と頑張ってるじゃないですか。僕はそれでそれはそれで素晴らしいなと思うし、すごいなと思うけど、僕は世界を目指したいって今の時点では微塵も思ってないんですよ。
本当は出来るはずなのに、何サボってんだってことを言われてしまうところなんですけど、何なんでしょうね。僕本当にもしかしたらね結構僕の弱点というか、昔からある。自分でもね、半分気づいているんだけれども、見ないようにしてきたというか、楽をしようとするところ。
だって楽したいじゃないすか。大変なことしたくないじゃないですか。まあそうやって逃げてきたわけなんですけどでも。
この出会いは、西野さんしても、Yakoちゃんにしても、このえんとつ町のプペルという作品にしても、この出会いはもしかすると、僕の人生を大きく変えていくことになる。
ターニングポイントになる可能性があるなって。嫌なんだけど。いや嬉しいけど、嬉しいとも言いたくないみたいな。でね話ちょっと変わるけど、スコップ世界戦というのは、プペルニューヨークかな。海外でアメリカがね、えんとつ町のプペルをやるために、今みんな頑張ってるわけなんですけど、スコップは藤森さん色ゼロなんですって。
冴えないぽっちゃりのおじさんらしいです。でも空気を読む力と、あと間ですよね。動作の使い方の引き出しが半端ないらしくて、同じセリフを僕たちと同じセリフを言っているのにも関わらず、いろんな箇所で爆笑をかっさらっているそうです。
これはもちろん|(akoちゃん情報なんですけど「、よしつぐもまだまだできるよねと。いうことなんですね。結論から言うと、とりあえずニューヨーク世界戦やる時は、絶対見に来いよと言われております。もちろん僕も絶対見に行きたいと思っております。
でね今回千秋楽に向けて最大限成長し続けますけど、おそらく海外のトットというね、俳優さんらしいんですけど、トットのスコップを見た暁には、もっとこうしたい！ああしたい！が出てくると思うんですよ。それをもう来年再現しましょう。再演をもう熱望します。大阪えんとつ町のプペル再演。再再演、毎年やりましょう。とにかく成長し続けるということを、僕はやっていきたいなって思っております。
最後にね、Yakoちゃんから僕がね、ちょっとグサっと刺さったLINEを紹介しますね。私が初めて見た時は、自分の持っている可能性の余白部分を使わずに座っている状態ですね。と思いましたがこの後はどう出ます？」っていうLINEが来ました。
ということで今日はこの辺で終わりたいと思います。
じゃあチャットの方読ませていただきますね。
よしつぐさん、こんばんは。かまむすいみさんこんばんは。
とっとことさん、よしつぐさんこんばんは。スタバでゆっくりできましたか？スタバでも５時間ぐらいゆっくりしました。ゆっくりというか、ずっと研究してましたけど。
いずなさん、こんばんは！疲れ出ていませんか？はいおかげさまで、今日１日ゆっくり休めたんで、バッチリ明日から千穐楽に向けて飛ばしていきたいと思います。
笹本由紀子さん、よしつぐさんお疲れ様です。ありがとうございます。
吉岡さん、お疲れ取れましたか？ありがとうございます。疲れは取れました。
とっとことさん、このスケジュールは、まさしく現実ですっ！やはりスタッフもキャストも、皆さん若いですね！まだ元気が有り余ってるんじゃないですか？余ってません。もう気力だけです。でもね若い人は元気ですよね。やっぱでもね、Yakoちゃんとか西野さんですよ。もう元気すぎるあの人たち。やばいっすよまじで。
akiさん、こんばんは。
かまむすいみさん、後半戦も頑張ってくださいね。11日マチネに伺います。お待ちしてます。
harumuさんこんばんは。バッチリ休息Ｄａｙにできたみたいですね。そうですね、ありがとうございます。
とっとことさん、スコップさん、そのヒリヒリのない状態を、Yakoさんが許すわけありませんよ。
Harumuさん、本番やりながら少しずつパワーアップしてるんですね。はいそうなんです。これね、キープした瞬間に停滞してしまうんで。
徒然草さん、応援してます！お身体に気をつけて千穐楽まで駆け抜けてください。ありがとうございました。
akiさん、前説毎回アドリブを交えて凄いです。はいありがとうございます。もっともっと精進します。
杉浦さん、こんばんはー。貴重なお休み、ゆっくりできましたか？はいおかげさま出てきましたよ。
とっとことさん、Yakoさんに覚醒されちゃったんですね！そうなんですよ。
ko-ichiさん、こんばんは。
杉浦さん、この作品との出会いがまた新たなよしつぐさんの可能性を引き出してくれそうで、楽しみですね。本当にそう思います。
akiさん、再演のうれしいです。やりましょう。とっとことさん、ウレシパモシリ広める為には、のんびりしていられませんよ！
emiさん、再演楽しみにしてます。
とっとことさん、yakoさん刺しまくりですね！
ゆうこさん、明日観に行きます！お待ちしてます。
akiさん、明日から10公演頑張ってください！！私も６日間通わせていただきます。ありがとうございます。
吉岡さん、あだ名はどんなのがありましたか？お楽しみにしていてください。
筒井さん、明日のソワレに行きます！今からむちゃくちゃ楽しみです。あー、楽しみで仕方がない～。ありがとうございます。
今日はこの辺で終わりたいと思います。本日は大阪えんとつ町のプペル演出家で、これから世界を目指す「誕生日に大先輩からめちゃくちゃ叱られる芸」というものを会得した高橋伊久磨さんの提供でお送りいたしました。ありがとうございました。ではおやすみなさい。また明日から頑張ります！
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』大阪公演について
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阿部よしつぐについて
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【阿部よしつぐオフィシャルサイト】
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【プロフィール】
阿部よしつぐ
1979（昭和54）年生まれ。 神奈川県在住。
俳優、作・演出家、セミナー講師、
日本音楽高等学校舞台芸術コース非常勤講師
→Instagram @yoshitsuguabe https://www.instagram.com/yoshitsuguabe/ 〈主な出演作〉
2003年 ミュージカル「テニスの王子様」河村隆役
2011年 帝国劇場100周年記念公演 Les Misérables アンジョルラス役
2014年 劇団四季入団 ノートルダムの鐘 クロパン役/アナと雪の女王 オーケン役 etc…
2021年12月 劇団四季退団
〈主な演出作品〉
2012年 音楽劇 ウレシパモシリ
2013年 音楽劇 這い上がり etc... 〈その他の活動〉
講師：日本音楽高等学校 舞台芸術コース非常勤講師 有明教育芸術短期大学 ミュージカルコース非常勤講師 大手メーカー様（管理職向け研修）、大手IT企業様（新入社員研修）他
【阿部よしつぐオフィシャルサロン『irankarapte』】
どんなに辛くても仲間がいてくれたこと。
お客様が劇場に足を運んでくれたこと—— あなたと私のこころが出逢うその一瞬を一生にしたい。
そんな祈りにも似た気持ちから、
阿部よしつぐサロン『irankarapte』を立ち上げ活動しています。 https://community.camp-fire.jp/projects/view/208380
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