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noteはクリエイターを救えるのか?

noteをスタートしてから早いもので120日が経過しようとしています。

誰もが創作をはじめ、続けられるようにする。というのが大義みたいですが、僕に撮ってのnoteは

サポートを必要としているクリエイターが集まるのがnote

クリエイターのサポートをしてくれる誰か?がいるかもしれないsnsがnote

だと勝手に思い込んで、夢のあるSNSだなぁ。なんて思って開始してみたものの、なかなか上手くいかないものです。サポートという形で支援をいただけるSNSというのは数少ないので貴重なのですが、現在、noteは

・クリエイターが他のクリエイターをサポートする。

・クリエイター同士がお互いをサポートする。

・note運営は運営費の名目で手数料を無言で取るだけ。

という歪な構図になりつつあるように感じています。

「みんなのフォトギャラリー」という画像提供にも挑戦してみましたが、画像を使用してくれたユーザーさん同士のフォローも無く、特に挨拶や「ありがとう」の言葉すらありません。画像提供側のクリエイターは圧倒的ギーバーな立場となるようです。「え、画像を使われるとクリエイターとしての宣伝になる?」今の所、あまり宣伝になっている印象は残念ながら無いみたいです。文藝春秋digitalさん?にもお使いいただいているようですが、特に挨拶も来訪ユーザーが増えた形跡も無いですね。あ、でも画像使っていただいて嬉しいです。ってのが本音です。

クリエイター系ユーザーが増え続けるSNSだと、一般向けの記事とかの大手出版社が参入しても、あまりメリットが無いような気もします。僕は読んだ事無いんですけど、文藝春秋さんって大手なんですよね?でもイイねの数も少ないですし、あまり読まれていない雰囲気で、大多数のnoteユーザーには魅力の無いコンテンツのようです。大手さんの記事でさえ、こんなにレスポンスが無いのですから、大手さんとしては実験的に参入したものの効果薄で早期撤退とかありそうな気配です。

noteは今、終焉に向かっているのかも知れません。クリエイターだらけのSNSなんて、ちょっと異世界すぎますから。この難しい状況を打破するのはユーザーがほとんどクリエイター。という資産を運営側に活用していただく事に尽きるでしょう。そして一般ユーザー、スポンサー企業を増やすという事でしょう

クリエイター以外のユーザーを、noteが獲得するのは極めて難しい事になるでしょう。何故なら、一般のユーザーにとって魅力あるコンテンツが沢山ある。とは、現在のところ、言いづらいからです。まず、何より見づらいんですよね。まずは見やすくすること、内容を充実させる事でしょう。クリエイターは物を作れますが価値観の創出は、クリエイター以外が本来すべき仕事なのです。これからはキュレーター的な人物とクリエイター側が対話をしていくべきなのかな?なんて思います。運営側やキュレーター側からの相談や指示を聞くか聞かないか?はクリエイター側に決定権があれば良いと思います。

クリエイター以外のユーザーをいかに楽しませるか?これが今後重要になるでしょう。一般ユーザーが「楽しい何か、ないかな?」なんてマガジンを探そうと思って、noteのホーム画面から色々選ぼうとマガジンのページを見たとします。そうです。noteホームでのマガジン表示も、パッとしなくて、尚且つ、田舎のやる気のない書店以下な印象です。全体的なカオス感というか、放置な空気が濃厚で、何をオススメしたいのか不明なのです。なので自分自身、ほとんど見ないです。

もっと、note編集部が責任を持ってオススメする!みたいな熱い空気感が無いとダメでしょうね。キュレーター的な人物が何人かいて、そんなキュレーターが責任を持ってオススメするマガジン、クリエイターなどの紹介とかが個人的には欲しいところです。

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そもそもですが、一般の人が創作活動をしてみよう!なんて思わないでしょうし、まして、作品を作ってnoteに発表して多くの人に見てもらいたい!。なんて行動するとは考えづらいです。なので、この問題をクリアしていくためには、一般の方達をクリエイターにしてしまう事です。

ハウツー系のコンテンツを発信するクリエイターの育成だったりピックアップも必要でしょう。例えば主婦の方達のレシピは魔法のように素敵な作品が多いです。主婦の方達が普段、何気なくしている家事は、実は素晴らしい創作活動だったりします。そんな非凡な潜在クリエイターとでも言えるべき主婦たちのピックアップとサポートをすべきだと思います。サポートのために食品メーカーや調味料メーカーさんなどへの協賛なども検討すべきなのではないでしょうか?クックパッドなどへのレシピ掲載と違ってサポートが得られるなら主婦の方達にも喜んでもらえる気がします。

観光や食べ歩きなどのキュレーターがいても良いと思います。自分自身で記事を書いても良いですし、旅行サイトに負けないクオリティで書いたり、まとめたりする人がいても良いと思うんです。しかし、そこにはサポートが必要なのです。広告などを記事に入れる機能を追加していただいて、そこからアフェリエイト収入を得られるようにする事も検討していただきたいですね。運営側がピンハネしたいという気持ちも強いと思いますのでうまい方法を見つけて欲しいです。

クリエイターというジャンルは、物を作り出すだけの人では無いと思いますので、新しい価値観を創出出来るなら編集者もクリエイターなんだと思います。なんなら、そのキュレーターが記事を読んで、ここを、もっと掘り下げて書いて欲しいんですけど〜なんて、やりとりがあっても良いと思います。noteは書いた後の編集昨日も充実してますから。なんて言うんでしょう?散発的に記事や作品を発表するクリエイター達の記事、作品たちを、マガジンに綺麗にまとめたり宣伝してくれる編集者がいないと、一般ユーザーとしては、あまりにも混沌としてnoteの世界に入って来れないと思うんですよね

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フード記事まとめ、なんてページもありますが、正直まとまって無いです。もっと見やすく、読みやすくしないと、見てみよう。って気持ちにはならないと思います。小難しい記事も大切ですが、もっと食べ歩きとか、お店の紹介記事じゃ無いと一般の人は興味を持って見てくれないと思うんです。地域ごとまとめるとか、蕎麦とか寿司とかジャンルにまとめるとか。老舗探索とか、見る人が興味を持てるまとめ方にして欲しいなぁ。

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極端な話ですが、ラーメンだけのマガジンとかあって良いと思うんです。そして、お店からの依頼を受けて執筆するライターとかカメラマンとか居ても良いと思うんです。note運営側でそういった案件を橋渡しして記事を作っていく形も必要なんじゃないかな?って感じてます。スポンサーは大手旅行代理店とか飲食チェーンでも良いのかなと思うんですが、、。現在の状態だとクリエイター側が記事を作成しても自腹、記事を作成しても見るのは一般人ではなくてクリエイター。となると本来見て欲しいターゲットには届かないのです。それともクリエイター向けに記事を作成する方に舵取りをするべきなのでしょうか?

インスタに代表されるようなキラキラ系って、今後は衰退すると思うんです。なので、今後必要とされるグルメ記事って何回も足を運びたくなるような老舗とか、地域住民に愛され続けているお店の生の情報になると思うんです。なのでクリエイターさん達が何気なく通ってしまっているお店とかの情報って価値があると思うんですよね。普通のグルメサイトとは違うベクトルの記事って大事だと思います。

一般の人からの支持を得ない事にはビューアー数も伸びないですし、クリエイター同士で記事を作って評価しあっても、それって、どおなんだろ?って感じになると思います。

ユーザー数が増えても、クリエイター層が増えるばかりでサポートしてくれる側のユーザーが増えないのでは、最大のセールスポイントであるサポートを、クリエイターは受ける事が出来ないのです。ご好意でいただいたサポートも、運営に25%という高額な手数料を差し引かれてから手元に入るというのは、なんとも悲しいです。

note開始当初は、大手レコード会社のミュージシャンさんや有名なインスタ系カメラマンさん、高名な小説家さんやライターさんなどもnoteに参入したようですが、発信した後のレスポンスが薄いというか、ユーザー数などのスケールメリットなど、魅力が乏しいせいか、ほとんどの有名人たちは執筆を休止、停止していたりします。それに伴いファンの方達も休眠ユーザーとなっているのでしょう。今、何人のユーザーが、本当の意味でアクティブユーザーなのか?想像ではありますが開始当初と比べると激減しているのが想像出来ます。ユーザー数自体は増えているのでしょうが、そのほとんどがゴーストで、実際に現在もnoteで活動しているユーザーというのは極めて少ないんじゃないかなぁ?と感じています。

note運営側のユーザー集め、ユーザー層の開拓に関しては全くと言っていい程、目立った動きは無いように感じています。個人的には、ユーザー集めよりもスポンサー集めを集中的にして欲しいなぁ。なんて思っています。スポンサーとクリエイターを結びつけるような企画や仕事をして、もっと数多くの新しいワクワク、楽しいドキドキを作って欲しいと思います。

「 書く 」という事が最上位の表現で、それ以外の表現は放置。「 書く 」にこだわりすぎてSNSとしての魅力が発信出来ていないように感じるのは僕だけでしょうか?

サポートを必要としているクリエイターが集まるのがnoteなのに、クリエイターをサポートしていないnoteって、なんだか不思議な感じです。

果たしてnoteはクリエイターを救えるのでしょうか?

僕自身は、皆さまからいただく「 スキ 」に救われて生きている感じです

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現在21万6千ビュー、19795のスキ。を心優しい皆さまにいただきました。誠にありがとうございます。

「売れないカメラマンにコーヒーを一杯飲ませてやるよ」っていう心優しい方、サポートおまちしております。コーヒーは我慢して交通費や制作費に充てさせていただきます。