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人の動かし方〜科学的検知から導く影響の与え方〜

お久しぶりです。
読書部部長の増田です。

約2ヶ月ぶりの活動となります。
本は読んでたのですが、書く方が追いつかず。その分なかなかの良書をたくさん見つけましたのでちょこちょこ更新できればと思います。

ところで、人はなぜ本屋に行くのでしょう?
なんとなく時間が空いたから、話題の本を買いに、親に連れられて…。さまざまな理由で本屋には人が来ます。
私は目的を持って本屋に行くケースは少ないのですが、買うときは割と理由を持っていることが多いです。

◾️ 紹介する本

今回紹介する本は科学が解き明かした”人の動かし方”です。

僕は営業職なので仕事で何か使えそうかなと思い買いました。

某カーネギー氏の人を動かすがこの手のものだと有名ですが、かなり個人的見解によっているなという印象なので、科学的に書いてあるのは面白そうだなと思い購入しました。
実際に結構面白いです。

◾️ 概要

まず、第一章で”事実では人の意見が変えられない”ということの証拠が積み上げられていきます。
これの理由はとてもシンプルで、データを集めて統計が取れたり科学が発展したのはつい最近のことであり、人間の根本は狩猟時代から変わっていないということになります。
つまり人を動かすには人間の本能に直接訴えかけるのが一番効果が高いといった内容です。

◾️ 科学的な人の動かし方

面白いと思った動かし方を一つ紹介すると権限を与えるということがあるようです。
納税率が悪い地域に対して、どのようにすれば納税率が上がるかを調べたハーバードの研究です。もっとも効果が出たのは、納税すると税金の使い方について発言権を持つことができるという方法でした。

面白いことに人をうごかすには相手に権限をあたるという方法もあるんですね。
ちなみに自分が作ったものに愛着を感じることを”イケア効果”というらしいです。(IKEAは自分で家具組み立てるため、IKEAに対する満足度が高いというデータから)

途中だけ作る麻婆とかも近いところがありますね。
営業で言うと、自分が売る商品に少しユーザーが改良できるようになっているとLTVが上がるのかななんて思いました。

◾️ なかなかの良書でした

他にも飴と鞭の使い分けや、手洗いをしてもらうために電光掲示板を利用した研究など面白いデータが多かったです。
あとはどう使っていくかですね。

読書部ペース上げていきますのでお楽しみに。
最後まで読んでくださりありがとうございました!