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ヨーロッパ文化教養講座(題名のない音楽会「3曲でクラシックがわかる音楽会〜ショパン編〜」)

2024/04/26
「3曲でクラシックがわかる音楽会」1月のモーツァルト編に続いて2回目は、ショパン編。

小林愛実さんがピアノの前で講師になり、クラシック素人の伊集院光氏の率直な疑問に答えながら、名曲3曲を演奏した。

小林愛実さんが、ショパンは、「陰キャラ」であったという話をすると、
ショパンが「ピアノの詩人」であるのは、伊集院光氏の考えでは、ショパンは喋るのが下手で、音楽でしか自分の考えを伝えられなかったからではないかという。

1)夜想曲(ノクターン)第20番 嬰ハ短調 Cis-Moll「遺作」
2002年の映画「戦場のピアニスト」に使用される。

死後出版されたので、「遺作」だが、作曲されたのは、20歳のころ。
愛美さん->「装飾音」を使っているところが「ピアノの詩人」らしい。
伊集院氏->「装飾音」って何ですか?
という質問で、愛美さんが、装飾音の部分を弾く。

↓ 装飾音は、0:28のトリルなど。

2)24の前奏曲 作品28 第17番変イ長調 As-Dur
愛実さんの得意な24の前奏曲の中でも、本人が1番好きだというAs-Durの17番。
愛美さん->「ピアノの詩人」らしいところは、レガートと。。。
伊集院氏-> レガート? 
愛実さん->レガートなしで、弾く 伊集院氏->納得

愛美さん->和声の進行、内声もメロディに参加している
伊集院氏->???
愛美さん->和声は和音の連なり 内声がメロディに参加している部分を丁寧に弾く
伊集院氏->深くうなずく

↓ 2021年ショパン国際ピアノコンクール 3rdステージ 
17番は、29:24から

3)ショパン :ポロネーズ第7番「幻想」 変イ長調 As-Dur Op.61
愛実さん->ショパン晩年の最高傑作
(ハッキリと「最高傑作」と言っていた。この曲もやはり As-Dur)
番組では短縮版で放送
本当に名曲だと思う。

↓ 2021年ショパン国際ピアノコンクール 2nd ステージ


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