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ヨーロッパ文化教養講座(「ダウントン・アビー 新たなる時代へ」その6)

2022/11/19
「もし次回作があるとしたら、どういう内容になるのか?」を妄想した。

1.時代背景

TVシリーズが、1912年のタイタニック号沈没事故~1925年
映画第1作が、1927年イギリス国王ジョージ5世がダウントン・アビーを訪問する。
そして、「新たなる時代へ」が1928年である。

第3作目は、どうなるか?
「新たなる時代へ」のエンディングでは、バイオレットが亡くなってから、数ヶ月経ち、トム・ブランソンとルーシーの新生児が登場した。
ダウントン・アビーファンは、小生も含め、主要登場人物に深い思い入れがあるので、時代を飛ばして、登場人物の世代交代を計るのは、リスクが高いと思われる。
また、第二次世界大戦の要因ともなった、世界大恐慌が、1929年から各国で始まるので、もし、1929年以降に設定すると、ダウントン・アビーが本当に経済的に行き詰まることとなり、「新たなる時代へ」のように、心がジワッと暖まる、平和な映画は作れないのではと思う。

そこで、予想としては、「新たなる時代へ」の直後、1928年のクリスマス前あたりから始まると予想する。

妄想としては、TVシリーズで活躍したのに、映画に登場しなかった、ローズやメアリーの相手の「現状」や、映画で新たに登場した、ルーシー・ブランソンなどの「過去」を知りたいという好奇心を満たしてくれれば、それで十分満足である。

2.登場人物とエピソードの流れ

グランサム伯爵は事実上家督をメアリーへ譲り、コーラも病の治療が必要なので、コーラの実家である、アメリカ西海岸?で、二人で隠遁生活を始めてはいかがだろう。
バイオレットの代わりの重鎮として思い当たるのは、マーサ・レヴィンソン (演 シャーリー・マクレーン)くらいしかいないので、冒頭に、アメリカのシーンを入れて、伯爵、伯爵夫人、マーサ、そして、ハリウッド男優のおつきとなった、トーマス・バロウを登場させる。
また、脚本家となり、バクスターと結婚して今はアメリカ暮らしのモーズリーさんを登場させてもいい。

ダウントン・アビーは相変わらず、メアリーとトム・ブランソンが頑張って経営しているが、いよいよ抜本的な対策を迫られる。

また、招待した客の一人が、ルーシーの過去のスキャンダルをネタに、ゆすってくる。ルーシーはそれを、トム・ブランソンに打ち明けられず、葛藤し、二人の間がギクシャクする。(解決には、ベイツ夫妻が活躍する)

メアリーは、レースで飛び回っている、ヘンリー・タルボットとの関係に悩むが、そこに、ダウントン・アビーの経営を相談するために、チャールズ・ブレイク (演 ジュリアン・オヴェンデン)が登場して、良い感じとなる。
(元メイドのグエンを登場させても良い)

チャールズ・ブレイクは、この苦境を打開するには、貴族間で連携して、何か?大きな事業を立ち上げないといけないとアドバイスする。

そのため、イーディスが嫁いだヘクサム侯爵家、ローズ・マクレア (演 リリー・ジェームズ)が嫁いだシンダービー卿の家と話し合いを持つ。

3.結末の妄想

貴族連合で「ダウントン・アビー」を維持する方法を何とか見いだした。
アメリカの株価暴落のニュースを聞きながら、物語は終わる。

4.第4作

第4作は、時代が一気に第二次世界大戦後に飛んで、シビー、メリーゴールドを中心とする、こどもたちの時代になる。

今後も妄想を追記していこうと、思っている。

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