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ヨーロッパ文化教養講座(NHKクラシック倶楽部 ブラームス ヴァイオリン・ソナタ第1番)

2023/12/09
クラシック倶楽部で、小生の一番好きなヴァイオリン・ソナタの一つ、ブラームスの第1番が、2人のヴァイオリニストの演奏で放送された。

1.レオニダス・カヴァコス  ピアノは、萩原麻未。
2021年10月20日 東京オペラシティコンサートホール
こちらは、再放送で、再視聴。

カヴァコスの略歴:
1967年 アテネ生まれ
1985年 シベリウス国際コンクールで第1位。
1988年 パガニーニ国際コンクールで優勝。

萩原麻未の略歴:
2010年ジュネーヴ国際コンクールで日本人初優勝。


2.ルノー・カプソン  ピアノは、アレクサンドル・カントロフ
2023年8月10日 モーツァルテウム 大ホール(オーストリア・ザルツブルク)2023年のザルツブルク音楽祭

ルノー・カプソンの略歴:
1976年 フランスのシャンベリ生まれ
2002年 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団デビュー(ベルナルト・ハイティンク)

アレクサンドル・カントロフの略歴:
1997年 フランス生まれ
2019年 チャイコフスキー国際コンクール優勝
(この時の2位が藤田真央君)

コメントと感想:
・2人とも演奏については、文句の付け所がないので、録音の違いに注目した。
1は、NHKの録音。
2は、(たぶん)オーストリアの放送局の録音。

・NHKの録音はダイナミックレンジが広く、また、奏者が凄く近く感じる。ホールのかなり前の席で聴いている雰囲気。

・2の録音は、ホールの真ん中から後ろの方で聴いている雰囲気。全体の響きを重視。ダイナミックレンジは、NHKより狭い。

・小生は、NHKの録音の方が好きだが、ヴァイオリンは、音量を上げると、キンキンする音が混ざるので、それが嫌いな人は、2の方が好ましいのだろう。

・小生の友人の地方のFMラジオ局の社長の話では、NHKは、クラシック音楽の録音のスペシャリストがいて、他局の録音と全然音のレベルが違うという。
なるほどと思った。


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