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ヨーロッパ文化教養講座(2024年1月1日  ウィーンフィル ニューイヤーコンサート 再放送鑑賞記)

2024/01/07
1月1日の能登半島大地震の影響で放送されなかった、ウィーンフィルニューイヤーコンサートの再放送が1月6日にあった。

2024年1月1日
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリスティアン・ティーレマン
プログラム:
第1部:
1.アルブレヒト大公行進曲 作品136
作曲: カレル・コムザーク(2分48秒)
2.ワルツ「ウィーンのボンボン」 作品307
作曲: ヨハン・シュトラウス(9分31秒)
3.ポルカ・フランセーズ「フィガロ・ポルカ」 作品320
作曲: ヨハン・シュトラウス(4分)
4.ワルツ「全世界のために」
作曲: ヨーゼフ・ヘルメスベルガー(6分48秒)
5.ポルカ・シュネル「ブレーキかけずに」 作品238
作曲: エドゥアルト・シュトラウス(2分5秒)

第2部:
6.喜歌劇「くるまば草」序曲
作曲: ヨハン・シュトラウス(9分56秒)
7.イシュルのワルツ 遺作ワルツ 第2番
バレエ:ウィーン国立バレエ団
作曲: ヨハン・シュトラウス(7分15秒)
8.ナイチンゲール・ポルカ 作品222
作曲: ヨハン・シュトラウス(3分57秒)
9.ポルカ・マズルカ「高山の泉」作品114
作曲: エドゥアルト・シュトラウス(4分19秒)
10.新ピチカート・ポルカ 作品449
作曲: ヨハン・シュトラウス(3分23秒)
11.学生音楽隊のポルカ(バレエ「イベリアの真珠」から)
作曲: ヨーゼフ・ヘルメスベルガー(1分39秒)
12.ワルツ「ウィーンの市民」 作品419
バレエ:ウィーン国立バレエ団
作曲: カール・ミヒャエル・ツィーラー(6分23秒)
13.カドリール
作曲: アントン・ブルックナー
編曲: ウォルフガング・デルナー(5分27秒)
14.ギャロップ「あけましておめでとう!」
作曲: ハンス・クリスティアン・ルンビー(1分49秒)
15.ワルツ「うわごと」 作品212
作曲: ヨーゼフ・シュトラウス(8分51秒)

アンコール:
16.ポルカ・シュネル「騎手」 作品278
作曲: ヨーゼフ・シュトラウス(1分28秒)
17.ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314
作曲: ヨハン・シュトラウス(9分33秒)
18.ラデツキー行進曲 作品228
作曲: ヨハン・シュトラウス(父)
編曲: ウィーン・フィル(3分19秒)

放送のゲストは、
・作曲家の久石譲氏と
・ウィーン・フィル楽団員チェロ奏者のへーデンボルク直樹さん
・進行はNHKアナウンサー 赤木野々花さん(特技はハープとのこと)

コメントと感想:

1.大地震があったのだから仕方ないが、やはり1月1日に観たかった。

2.久石譲さんのコメントで興味深かったのは、
1)後半の始まりが曲が多くてバタバタしていた
2)新曲が多いのは、指揮者がオーケストラをコントロールしやすいからではないかとのこと
(馴染みの曲は、オーケストラが何百回も演奏して、指揮者が要らない状態になりがちとのこと)

3.12月に鹿児島に中谷美紀さんと一緒に来たメンバーの中では、中谷美紀さんの旦那(ヴィオラ)、クラリネット、コントラバスが出演していたと思う。
オーケストラのメンバーの中にいると、服装も表情も目立たないので、別人に見える。
観客席に中谷美紀さんがいないか探したがわからなかった。

4.先日の「クラシックTV 生収録」で、「美しき青きドナウ」のテンポを合わせるのが非常に難しいという話があったが、さすがに、本場ウィーンフィルだけあって、ほぼ完璧に合っていたと思う。

5.来年は、7回目のリッカルド・ムーティマエストロの登場だそうだ。
2021年は、無観客になったので、来年は熱い演奏をしてくれると期待している。


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